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自転車の交通違反に対する罰則が強化されました

令和7年(2025年)1月15日号

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6年11月1日に道路交通法が改正され、自転車運転に関する罰則規定が整備されました。改正により、自転車運転中にスマートフォンなどを使用する「ながらスマホ」の罰則が強化され、自転車の酒気帯び運転およびほう助などが新たに罰則の対象とされました。
重大事故を防ぐため、交通ルールを順守しましょう。自転車に関する道路交通法の改正について詳しくは、警視庁ホームページを確認してください。
自転車に関する道路交通法の改正について 警視庁ホームページ(外部サイト)

改正ポイント1 「ながらスマホ」の罰則強化

禁止事項

  • 自転車運転中にスマートフォンを手に持って通話すること
  • 自転車運転中にスマートフォンの画面を注視すること

(注)自転車が停止しているときを除く

罰則

  • 自転車運転中に「ながらスマホ」をした場合
    6か月以下の懲役または10万円以下の罰金
  • 自転車運転中の「ながらスマホ」により交通事故を起こすなど交通の危険を生じさせた場合
    1年以下の懲役または30万円以下の罰金
スマホを見ながら片手で自転車を運転する人のイラスト

改正ポイント2 酒気帯び運転などに対する罰則の新設

禁止事項

  1. 酒気を帯びて自転車を運転すること
  2. 自転車の飲酒運転をする恐れがある者に自転車を提供すること
  3. 自転車の飲酒運転をする恐れがある者に酒類を提供すること
  4. 自転車の運転者が酒気を帯びていることを知りながら、自転車で自分を送るように依頼して同乗すること

罰則

  1. 3年以下の懲役または50万円以下の罰金
  2. 自転車の提供者に3年以下の懲役または50万円以下の罰金
  3. 酒類の提供者に2年以下の懲役または30万円以下の罰金
  4. 同乗者に2年以下の懲役または30万円以下の罰金
酒気帯び運転をする人のイラスト

安全な自転車利用のために

自転車は便利な移動手段ですが、適切なルールとマナーを守らなければ、重大な事故につながる可能性があります。運転中はスマートフォンの使用を控え、飲酒後の運転は絶対に避けましょう。また、夜間のライト点灯や自転車用ヘルメットの着用など、安全対策を徹底してください。

ヘルメットを装着し、自転車を運転する人のイラスト

渋谷区では自転車に関するさまざまな取り組みを行なっています。

自転車用ヘルメット購入補助金制度

5年4月から、自転車用ヘルメットの着用が努力義務化されました。区では、安全基準を満たした自転車用ヘルメットを対象店舗で1人につき1個まで最大2,000円引きで購入できる補助金制度を実施しています。

期間

3月31日まで

対象

区内在住の人(注)法人は対象外

申し込み

渋谷区公式LINEまたは区役所本庁舎11階交通政策課窓口で
(注)補助金の助成には条件があります。
(注)申請が3,000個に到達次第、終了予定です。
(注)対象店舗など詳しくは、渋谷区ポータルの渋谷区自転車用ヘルメット購入補助金誠意度についてのページを確認してください。

自転車用ヘルメットのイラスト

放置自転車対策

駅前や道路上に放置された自転車や原動機付自転車は、歩行者などの通行の妨げになります。また、まちの美観も損ねるため、放置するのはやめましょう。区では、これらの放置自転車などを撤去しています。撤去した自転車などの受け取りには、撤去手数料がかかります。
詳しくは、放置自転車対策のページをご覧ください。

自転車

4,000円

原動機付自転車

6,000円

問い合わせ

交通政策課交通政策係 電話:03-3463-1854 FAX:03-5458-4908

放置自転車と放置バイクのイメージイラスト

区長コラム

渋谷区長の写真
渋谷区長 長谷部健

新年おめでとうございます。長谷部健です。区民の皆さまも、健やかな新年をお過ごしのことと存じます。
さて、昨年は新年早々に能登半島地震が発生し、甚大な被害がもたらされました。渋谷区としても、多くの区民の皆さまからご協力いただいた義援金をお届けし、職員派遣についても積極的に取り組んでまいりました。また、能登半島地震発災後、受験を控えた生徒たちが被災地外へ一時的に避難したことなどの状況を鑑み、渋谷区でも災害時に区民が広域的に避難できるよう、区から100キロメートル、200キロメートルの主要道路(高速道路)沿いの地域をイメージして検討を進めてきました。その結果、中央道方面では山梨県甲府市と長野県茅野市、東北道方面では栃木県宇都宮市と福島県郡山市と、それぞれ災害時相互応援協定を締結しました。さらに、東日本大震災後の復興支援で区から職員を派遣していた宮城県石巻市からも、防災に関する協定締結の申し出をいただき、計5都市と新たに協定を結ぶ運びとなりました。災害時の相互支援では、平時から互いに交流を深め、お互いの住民が顔の見える関係を築くことで、いざというときにスムーズなサポート体制の構築につなげられると考えています。本年は、この5都市との交流事業に積極的に取り組んでまいります。
また昨年、渋谷区と姉妹都市となったアメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市とペルー共和国リマ市ミラフローレス区との国際交流も、さまざまな事業を展開していく予定です。そして今夏には、「未来の学校プロジェクト」と掲げた、区立小中学校の建て替え計画において、広尾中学校と松濤中学校の青山キャンパス(仮設校舎)への引っ越しが始まります。さらに、次の100年を見据えた玉川上水旧水路緑道の再整備も始まりました。より一層緑豊かになり、子どもたちの遊び場も増え、地域コミュニティーが育まれる整備です。こちらもご期待ください。
刻々と変化する社会課題に対応しながら、未来を見据えて前に進む渋谷区をさらに一歩前へと進めてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いします。