
認知症になっても安心して日常生活を送ることができる地域を目指して
令和6年(2024年)9月15日号
渋谷区では、認知症の人やその家族が安心して暮らすために、さまざまな取り組みを進めています。
認知症とは
さまざまな原因により脳の働きが悪くなることで、記憶力や判断力が低下し、日常生活にまで支障が出るような状態をいいます。
- もの忘れが増えた気がする
- 夕飯を食べたかどうか思い出せない
- 昨日までできたことがうまくできない
「認知症かな?」と思ったら
認知症が疑われるサインに気づいたら、一人で悩まず、早めに医療機関を受診しましょう。早期に認知症についての理解を深め、正しい備えをすることで、症状が進行した後も自分らしい生活を続けられるようになります。
認知症なっても展

認知症に関する正しい知識や情報の普及啓発を目的としたイベントを開催します。
認知症なっても展 認知症になっても大丈夫と言い合えるSHIBUYAへ(外部サイト)
日時
10月16日(水曜日)~18日(金曜日)11時~16時30分、19日(土曜日)11時~15時(体験ブース・相談ブース・展示ブースは14時まで)
場所
区役所本庁舎15階、14階 (19日のみ)
ステージプログラム
認知症の専門家や認知症当事者によるさまざまなステージプログラムを実施します。
10月16日(水曜日)
時間 | 内容 | 講師・ゲストなど | 申込・定員 |
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11時~12時47分 | 映画上映「サクラサク」 | - | 当日会場で |
13時30分~14時30分 | 講座「認知症ストーリー・ケアの勧め」 | 作家・日本福祉大学中央福祉専門学校特別顧問 渡辺哲雄氏 | 当日会場で |
15時~16時 | トークショー「認知症になってからのセカンドストーリー」 | 若年性認知症当事者・一般社団法人セカンド・ストーリー代表理事 山中しのぶ氏 | 事前申込制 定員 80人 |
10月17日(木曜日)
時間 | 内容 | 講師・ゲストなど | 申込・定員 |
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11時~12時30分 | 認知症サポーター養成講座 | 福祉事務所ランタン代表 木村誠氏 | 当日会場で |
13時30分~14時30分 | 講座「認知症に備え、向き合い、そして共に生きる」 | 東京女子医科大学附属成人医学センター副所長・脳神経内科 松村美由起氏 | 当日会場で |
15時~16時 | トークショー「認知症とともに自分らしく豊かに今を生きる」 | 若年性認知症当事者・モントリオール1976オリンピックボート競技日本代表 柿下秋男氏 | 事前申込制 定員 80人 |
10月18日(金曜日)
時間 | 内容 | 講師・ゲストなど | 申込・定員 |
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11時~12時48分 | 映画上映「わが母の記」 | - | 当日会場で |
13時30分~14時30分 | 「だんだんダンス」教室 | だんだんダンスインストラクター 和田春江氏ほか | 当日会場で |
15時~16時 | トークショー「できることを奪わず笑顔溢れる介護を目指して」 | 若年認知症家族会「陽だまりの輪」会長 三川一夫氏 | 事前申込制 定員 80人 |
10月19日(土曜日)
時間 | 内容 | 講師・ゲストなど | 申込・定員 |
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11時~13時 | 映画上映「毎日がアルツハイマー」&監督トークショー | 映画監督 関口祐加氏 | 事前申込制 定員 180人 |
14時~15時 | 講演会「こころをつなぐ音楽療法 認知症の患者・家族との音楽の交流記」 | プロバイオリニスト・音楽療法士 濱島秀行氏 | 事前申込制 定員 180人 |
共通事項
対象
区内在住・在勤・在学の人
申し込み
9月17日から認知症なっても展特設サイトまたは電話で渋谷区認知症なっても展事務局へ
(注)1申し込みにつき、4人まで可。申し込み多数の場合は抽選。イベント当日、当選者に郵送するはがきを必ず持参してください。
(注)イベント参加で渋谷区ハチさんポイント「ハチさんポ」100ポイントをプレゼントします。
体験ブース
オレンジカフェ体験
認知症の人やその家族、地域の人など誰もが参加でき、気軽に交流や相談ができるオレンジカフェの雰囲気を体験できます。

健康状態のチェック体験
歩行基礎力測定、血管年齢測定、ベジチェック(R)(推定野菜摂取量の測定)が体験できます。

アロマハンドトリートメント(19日11時~14時のみ)
山野美容専門学校の在校生によるハンドマッサージを体験できます。

相談ブース
地域包括支援センターの職員による介護・ボランティアなんでも相談
在宅医療相談窓口(17日11時~16時30分のみ)
渋谷区在宅医療相談窓口の職員と渋谷区医師会医師に在宅医療に関して相談できます。
傾聴ボランティアによるわたしの思いをつなぐ「終活」ノートの配布・相談(18日11時~16時30分のみ)
展示ブース
- 区の認知症施策紹介
- 認知症マフ(毛糸で編んだ筒状のニット製品)展示
- 認知症福祉用具展示
- 認知症関連書籍展示
認知症福祉用具展示
19日(土曜日)11時~14時は、ハチさんポのポイント付与のサポート、スマホ操作についての相談をデジタル活用支援員が受け付けます。
問い合わせ
認知症なっても展運営事務局(株式会社グリーンアップル内) 電話:03-6427-1085((注)土曜日・日曜日・祝日を除く10時~17時(注)期間中は土曜日も対応) メール:info@shibuya-ninchisho.tokyo
高齢者福祉課高齢者相談支援係 電話:03-3463-1989 FAX:03-3463-2873
9月21日は「世界アルツハイマーデー」です
国際アルツハイマー病協会は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と定め、この日を中心に認知症への理解を呼びかける取り組みを実施しています。
区では身近な相談窓口として、住んでいる地区担当の地域包括支援センターで相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。
認知症サポーター養成講座
日時
10月24日(木曜日)14時~15時30分
場所
地域交流センター恵比寿
内容
認知症の症状や対応方法(注)受講者は、認知症の人を温かく見守る応援者である認知症サポーターになれます。
対象
区内在住・在勤・在学の人
定員
30人(先着)
申し込み
10月3日から電話で恵比寿西二丁目地域包括支援センターへ(電話:03-6427-0273)
問い合わせ
高齢者福祉課高齢者相談支援係 電話:03-3463-1989 FAX:03-3463-2873
詳しくは、認知症サポーター養成講座のページをご覧ください。