
日本ICT教育アワードで最高賞の「経済産業大臣賞」を受賞しました
令和8年(2026年)4月1日号
渋谷区の「子どもが自ら学びを深める授業づくり」と「教員が子どもに向き合う時間を生み出す取り組み」が、第8回日本ICT教育アワード(全国ICT教育首長協議会主催)で最高賞の一つである「経済産業大臣賞」を受賞しました。
渋谷区の「子どもが自ら学びを深める授業づくり」と「教員が子どもに向き合う時間を生 み出す取り組み」が、第8回日本ICT教育アワード(全国ICT教育首長協議会主催)で最高賞の一つである「経済産業大臣賞」を受賞 しました。



多様な学びと教員の働き方改革を加速する渋谷の教育DX
区では現在、タブレット端末やデジタル教材を活用しながら、子どもたちが自ら問いを立てて探究する学習を進めています。また同時に、教員が教材づくりなどに生成AIを用いることで業務を効率化し、子どもたちと向き合う時間の確保につなげています。これらの活動が高く評価され、今回の受賞となりました。
「多様な学び」を後押しする最先端のICT環境
子どもたちが自ら問いを見つけ、考えを組み立て、相手に伝わる形にまとめる学びを、渋谷区の最先端のICT環境が支えています。
1 問いを立てる
授業では子どもたちが自らの疑問や関心を起点に、さまざまな視点で課題を設定して主体的に学んでいます。一人一人が課題を設定できるよう、教員は生成AIも活用しながら、伴走支援を行なっています。

2 動いて確かめる
課題の解決に向け、教室の中だけでなく、学校外でもアプリを駆使してインタビューする、活動を動画で記録して何度も試行する、プログラミングを用いて実際に作るなど、さまざまな行動を起こします。

3 整理して考える
実際に行動して得た情報をもとに、気付きや根拠を整理・分析し、対話を通じて多様な視点に触れながら理解を深めます。整理の方法として、デジタル端末などを活用し、考えを分かりやすくまとめます。

4 工夫して伝える
発表する内容だけでなく、どのように見せれば伝わるのかを考えた上で、成果を発表します。要点の整理にとどまらず、各種ウェブアプリを駆使して、表現を工夫して、分かりやすく伝えます。

渋谷区の教育DXに適応したICT環境を整備しています
最先端のデジタル教材
一人一人の理解度や関心に合わせた学習ドリルや、AIが搭載された対話型の英語ドリルで、基礎学力の定着と探究学習への発展を図っています。
業務を効率化する生成AI
教員の約3人に2人が日常的にAIを活用し、教材づくりや文書作成などを行なっています。授業の準備時間や子どもと向き合う時間の確保につながっています。
教育ダッシュボード
子どもたちの学習状況を見える化するシステム「教育ダッシュボード」で教員が情報共有しながら、きめ細かい指導ができる体制づくりを進めています。
文部科学省の調査(注)において、渋谷区はICTを活用した文書作成、情報収集・整理、プレゼンテーションができると答えた割合や、自己調整、発信、意見共有、協働学習をしていると答えた割合が全国平均より高く、ICT活用と探究学習が一体的に実現していることが分かります。
(注)令和7年度全国学力・学習状況調査(小学6年生・中学3年生対象)
今後も、ICTを活用しながら、これからの時代に求められる「問いを立てる力」を育む教育を通じて、子どもたちの可能性を引き出す探究的な学びを実現していきます。
問い合わせ
- 教育DXについて 教育政策課教育ICT政策係 電話:03-3463-2983 FAX:03-5458-4951
- 指導内容について 教育指導課指導主事 電話:03-3463-3024 FAX:03-5458-4952