ここ数年、台風の大型化や局地的な集中豪雨(ゲリラ豪雨)が発生し、渋谷区においても多くの水災害被害に見舞われています。
平成26年6月29日に本区を襲った局地的な集中豪雨(ゲリラ豪雨)では、区内各地において、道路冠水箇所多数、床上浸水、床下浸水、半地下のガレージ浸水、地下店舗浸水、擁壁の崩壊など数か所で大規模な被害が発生しました。
また、令和元年9月から10月にかけて、大型台風の上陸に伴い首都圏を含む関東甲信地方中心に甚大な被害が相次ぎました。今後、渋谷区においても、このような水害が起こる可能性は高いので、想定外の被害に対する備えが必要になります。常日頃から、洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、渋谷区民防災マニュアルなどのページ等を確認し、いざというときの備えをしましょう。
また、過去に浸水実績があった箇所を「渋谷区地図情報システム」で公開しています。インターネット上で浸水実績を見ることができますので、渋谷区地図情報システム(外部サイト)を利用してください。(本庁舎11階土木部管理課の窓口でも公開しています。)
台風やゲリラ豪雨などで、大雨が降り出し、水害が迫った時には冷静な行動が必要です。ここでは、避難活動が必要な水害発生時の行動についてお知らせいたします。
気象情報・災害情報について
テレビ、ラジオ、ホームページ、Twitterなどから、気象情報、災害情報などを収集しましょう。 気象情報、災害情報は、次のサイトなどから確認できます。
- 東京都水防災総合情報システムのホームページ(外部サイト)(渋谷川の水位、雨量)
- (注)渋谷川流域にお住まいの場合は、渋谷川の水位を適宜確認してください。
- 気象庁ホームページ(外部サイト)(注意報、警報など)
- 渋谷防災ポータル(外部サイト)
- 渋谷防災アプリ
- しぶや安全・安心メール
- 防災行政無線
- 渋谷のラジオ(87.6MHz)(外部サイト)
- テレビ(dボタン)
- (注)NHK総合テレビのチャンネルでリモコンの「d」ボタンを押すと、災害情報を見ることができます。
渋谷川の洪水予報について
台風やゲリラ豪雨などにより、渋谷川の水位が上昇し氾濫危険水位(水位419センチ)になりましたら、氾濫する恐れがあります。渋谷川が氾濫危険水位になりましたら、区は、いつ災害が発生してもおかしくない状態と判断し、避難指示等を発令する場合があります。
東京都水防災総合情報システム(渋谷川河川画像)(外部サイト)
新型コロナウイルスなどの感染を避ける避難行動について
洪水ハザードマップ等を参考に、お住まいの地域が浸水等の水害に対して危険な場所かどうか避難所等を確認しておき、避難指示等が発令された場合に、迷わず避難行動がとれるようにしましょう。自宅などで安全が確保できる人は必ずしも避難所へ行く必要はありません。避難所での感染拡大を防止するため、避難先を分散させる「分散避難」をお願いします。
区が発令する避難指示等は、区民のみなさまが災害時に情報の意味を直感的に理解し、とるべき行動を明確にするため5段階の「警戒レベル」を付けてお知らせします。
詳しくは、「警戒レベル」を用いた避難情報等の発令についてをご確認ください。
在宅避難について
自宅が安全の場合、発災時に自宅で生活することです。在宅避難をするために事前にきちんと準備をする必要があります。次の備品などを事前にご確認ください。防災備蓄品の準備や家具の転倒防止器具の設置やガラス飛散防止対策は、防災課の助成・あっせんをご利用ください。
- 食料、飲料水、簡易トイレ、懐中電灯、蓄電池等の備蓄
- 家具の転倒防止金具の設置、ガラス飛散防止対策
- 防災マップ、洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、渋谷区民防災マニュアルの確認
親族宅などでの避難について
災害時に避難が必要な人で、親族や知人宅が安全な場所にある場合は、親族や知人宅へ避難することも検討してください。
避難所など安全な場所での避難について
風水害などの危険が迫っている場合は、避難所など安全な場所へ避難してください。なお、避難所では共助の心が大切です。避難した方も率先してできる避難所運営のお手伝いをしてください。開設している避難所の情報は渋谷区防災ポータル(外部サイト)、渋谷区防災アプリや区ホームページで確認できます。
自主避難施設について
自主避難施設は、台風や集中豪雨などによる災害発生の危険が予測される場合に、事前の避難を希望される方を対象に一時的に開設する施設です。地震の際に開設される避難所とは異なります。想定される被害が大きい場合、下記以外の区施設を開設することもあります。
(注)発災時に必ず施設を開設するわけではありません。開設情報など詳しくは、避難所・自主避難施設一覧(防災ポータル(外部サイト))をご覧ください。
名称 | 所在地 |
---|---|
地域交流センター恵比寿 | 恵比寿西2-8-1 |
ひがし健康プラザ | 東3-14-13 |
YCC 代々木八幡コミュニティセンター | 代々木5-1-15 |
恵比寿社会教育館 | 恵比寿2-27-18 |
はつらつセンター幡ヶ谷 | 幡ケ谷2-19-14 |
幡ヶ谷社会教育館 | 幡ヶ谷2-50-2 |
地域交流センター笹塚 | 笹塚1-27-1 |
地域交流センター上原 | 上原1-18-6 |
地域交流センター西原 | 西原2-26-7 |
笹塚区民会館 | 笹塚3-1-9 |
幡ヶ谷区民会館 | 幡ヶ谷3-4-1 |
笹塚駅前区民施設 | 笹塚1-47-1 |
地域交流センター神宮前 | 神宮前6-10-14 |
避難所について
避難所は、大地震や台風等により大きな災害が発生した場合に、在宅での生活が危険な場合に区民が避難する施設です。
ただし、台風等の風水害の場合は、すぐに避難所は開設せず、自主避難施設を優先して開設します。
(注)発災時に必ず施設を開設するわけではありません。開設情報など詳しくは、避難所・自主避難施設一覧(防災ポータル(外部サイト))をご覧ください。
避難所等へ避難する際の注意点
避難所等へ避難する際には、生活に必要なものは極力お持ちください。
- マスク
- アルコール消毒液
- 体温計
- 食料、水
- スリッパ
- 常備薬などその他生活に必要なもの(注)避難所は土足禁止のため、スリッパ等をお持ちください。
また、ペットと同行避難をする際は、ペットフード、ペットゲージ、リードも忘れずにお持ちください。避難所は動物が苦手な方やアレルギーの人もいるため、周りの人への配慮が必要です。ペットの飼育・衛生管理は飼い主の責任で行ってもらいます。
避難所等生活の留意点
できる限り検温を実施し、発熱やせきなどの症状がある場合は、避難時に必ず避難所等の担当者に申し出てください。また感染対策としてマスクの着用、定期的な手洗い、こまめな検温を実施してください。また、可能な限り避難所等の運営の補助をしてください。
避難所運営マニュアルを作成しました
地震、風水害の発生により避難所を開設・運営する必要がある場合、その基本的手順の参考として頂くことを目的に避難所運営マニュアルを作成しました。地震と風水害について実施すべき事項を時系列に沿って記載しています。
お問い合わせ
防災課災害対策推進係
電話 | 03-3463-4475 |
---|---|
FAX | 03-5458-4923 |
お問い合わせ | お問い合わせフォーム(外部サイト) |
- 03-3463-4475
電話
FAX
03-5458-4923
お問い合わせ
企画管理課管理係
電話 | 03-3463-2773 |
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お問い合わせ | お問い合わせフォーム(外部サイト) |
- 03-3463-2773
電話
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