渋谷区では、各種がん一次検診を実施しています。対象者は、無料クーポン券を使って、区の指定医療機関で検診を受けられます。

検診の種類・対象・内容

対象：区内在住で各検診の対象年齢に該当し、他にがん検診の受診機会がない人

（注1）前年度に区のクーポン券で胃内視鏡検査を受診された人を除く。
（注2）喀痰検査は原則50歳以上で喫煙指数600以上（1日本数×喫煙年数）の人が対象です。（平成31年度から）
（注3）乳がん・子宮頸がん検診は奇数年齢の人で前年度受診していない人も受診可能です。クーポン券を希望する場合は「無料クーポン券の申請」よりお申し込みください。
（注4）新型コロナワクチン接種後、週単位で脇の下のリンパ節が腫れることが報告されており、乳がん検診の判定に影響する可能性が示唆されています。（日本乳癌検診学会「乳がん検診にあたっての新型コロナウイルス感染症（COVID-19）への対応の手引き」）。新型コロナワクチンの接種予定の人や接種後の人は、受診する検診実施機関に事前にご相談いただくようお願いいたします。
小学校6年生～高校1年生の女性を対象に、子宮頸がん予防ワクチンの助成を行なっています。（積極的勧奨差し控え中） 詳しくは、子どもの定期予防接種のページをご覧ください。

受診できない人

クーポン券は対象者に送っていますが、次に該当する人は受診できません。

• 全がん検診

受診日に、渋谷区に住民登録がない人

• 胃がん検診 （バリウムX線検査）

胃の切除手術をした人

硫酸バリウム製剤に対して過敏症である人

過去のバリウムX線検査において、排便困難・腹痛などの症状が出て、医療機関で処置を受けたことがある人

妊娠中（疑いも含む）である

• 胃がん検診 （内視鏡検査）

抗血栓薬（抗凝固薬・抗血小板薬など、血液をサラサラにする作用の薬剤）を服用している人

（注）休薬中の方も受診いただけません

• キシロカイン（喉の麻酔に使い、抜歯の際、歯肉に注射する薬剤）アレルギーがある人

（注）次の場合は受診できないことがあります。事前に医師にお知らせください。消化器疾患などで治療・経過観察中や、既往歴がある場合

甲状腺機能異常、心臓疾患、高血圧がある場合

喘息、緑内障、前立腺肥大がある場合（胃の緊張や動きを抑えるための鎮痙薬を使用出来ないため）

• 肺がん検診

喀痰検査のみを希望する人

妊娠中（疑いも含む）である

• 子宮頸がん検診

子宮摘出手術を受けた人

生理中(生理後2、3日以降に受診してください)

現在妊娠中（疑いも含む）、治療中（膣炎や不正出血など）の人は、医療機関へご相談ください。

• 乳がん検診

豊胸術（シリコンバッグなど）を行った人

授乳中である

ペースメーカーなどを装着している

妊娠中（疑いも含む）である

無料クーポン券の申請

オンライン申請でのお申し込みの場合、届くまでに1週間～2週間程度かかりますのでご了承ください。お急ぎの人はお電話にてお申し込みの際にその旨をお伝えいただくか、窓口にてお申し込みください。

電話でのお申し込み

地域保健課健康推進係　電話番号：03-3463-2412

オンラインでのお申し込み（受付期間：令和6年4月上旬～令和7年1月中旬）

健（検）診受診券のお申し込み（外部サイト）
（注）現在、オンライン申請の受付期間外です。
受診券の申請につきまして、お電話でお申し込みください。

窓口でのお申し込み

地域保健課健康推進係（保健所７階）

無料クーポン券の発送

検診の対象年齢該当者のうち下記の場合には無料クーポン券を、誕生月により年3回に分けて一括発送します。

• 過去3年間に渋谷区のがん検診を受けたことのある場合
• 20歳・24歳・28歳・32歳・36歳・40歳・50歳・60歳・70歳の年齢の場合
• 国の事業の対象の場合（新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業へリンク）

（注）転入者や上記以外の検診対象者には無料クーポン券が一括発送されません。希望により発送しますのでお問い合わせください。
原則、受診期間の延長は行いませんので、ご了承ください。

注意事項

• 他で受診機会があり、郵送を希望しない人は、次年度以降クーポン券の送付を止めることもできますので連絡してください。
• 電話予約受付期間・受診期間の終期直前は大変混み合いますので、早めに予約・受診してください。
• 予約および予約後の問合せは、予約した医療機関に直接電話してください。
• 各医療機関での予約受付は、先着順となります。
• 受診できる人数は、医療機関によって異なります。
• 混雑の状況により、希望に添えない場合があります。

検診場所

• 令和6年度渋谷区がん一次検診実施医療機関（PDF 137KB）をご覧ください。（胃内視鏡検査を除く）
• 胃内視鏡検査は令和6年度胃内視鏡検査実施医療機関（PDF 171KB）をご覧ください。

PDFファイルを見るには、Adobe社から無償配布されている Adobe Reader などのソフトウェアが必要です。
詳しくは、PDFファイルをご覧になるにはのページを参照してください。

検診の流れ

1 クーポン券到着

クーポン券（対象になっている検診のみ）・検診のお知らせを送ります。

2 医療機関を選択

• 検診医療機関を、令和6年度渋谷区がん一次検診実施医療機関（PDF 137KB）から選択します。
• 胃内視鏡検査は、令和6年度胃内視鏡検査実施医療機関（PDF 171KB）から選択します。

3 検診日を予約

手元にクーポン券を用意して、選択した医療機関に電話で予約します。「渋谷区がん検診の予約」であることを伝えてください。

4 受診

予約した日時に、医療機関で受診してください。

【持ち物】クーポン券、問診票と採取済容器（医療機関から送付されている人のみ）、本人確認できるもの（運転免許証、健康保険証など）

（注）キャンセルや日時の変更をする場合は、予約した医療機関へ早めに連絡してください。

5 検診結果

約1か月後、医療機関から検診結果が届きます。

• 【検診結果が異常なしの人】

今回の検査では異常は認められませんでした。これからもがん一次検診を定期的に受けてください。

胃がん（バリウムX線検査）・大腸がん・肺がん検診は、年1回受診となります。

胃がん（内視鏡検査）は2年1回（基準日時点で偶数年齢）受診となります。

子宮頸がん・乳がん検診は、2年に1回受診となります。

• 【検診結果が要精密検査の人】

精密検査が必要と判断されました。必ず早めに精密検査を受けてください。（費用自己負担）

精密検査実施医療機関が不明な場合には、受診した医療機関へ問い合わせてください。

注意事項

• 検診結果に関わらず、自覚症状などがあらわれた場合には、次回の検診を待たずに、 医療機関で受診してください。
• 検診の結果（精密検査結果含む）は、医療機関から渋谷区に報告され、 事務処理上必要な項目についてコンピュータ処理されます。