子宮頸がんとは
子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の入り口)にできるがんです。子宮頸がんは、若い女性に増えていて、20歳代の子宮頸がんの発生率は、この20年間で2~4倍に急増しています。
子宮頸がんには、ヒトパピローマウイルス(HPV)が大きくかかわっていることがわかってきました。ヒトパピローマウイルスは、ごくありふれたウイルスで、主に性交渉により感染し、性交経験がある女性の8割近くが、一生のうち一度は、このウイルスに感染するといわれています。
このウイルスには100種類以上の型があり、そのうち15種類くらいが子宮頸がんに深くかかわっています。ほとんどの場合は、感染は一過性で、ウイルスは自然に消えてしまいますが、まれに、感染が長期間持続する場合があり、ごく一部で子宮頸部の細胞に異常が生じて、数年から数十年たって子宮頸がんに進展するといわれています。
予防接種を実施しています
子宮頸がん予防ワクチンの定期接種があります。対象年齢等、詳しくは、子どもの定期予防接種のページをご覧ください。
子宮頸がんの早期発見のために
子宮頸がんの初期段階では、ほとんど無症状で、自分で気づくことができません。そのため、定期的に子宮頸がん検診を受けることがとても大切です。子宮頸がん検診は、がんの発生しやすいところの粘膜を専用の器具でこすったりしますが、検査の時間はごく短時間で、ほとんど痛みはありません。
ここ数年、20歳代30歳代の若い世代の子宮頸がんが増えています。早期発見・早期治療すれば、子宮を残し、妊娠や出産にも影響がない状態で生活することも可能です。子宮頸がん検診を定期的に受けましょう。
20歳になったら子宮頸がん検診を受けましょう
区では、20歳から2年に1回、子宮頸がん検診を無料で実施しています。詳しくは、がん一次検診のページをご覧ください。
お問い合わせ
地域保健課健康推進係
電話 | 03-3463-2412 |
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FAX | 03-5458-4937 |
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