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令和8年第3回区議会定例会

しぶや区ニュース令和8年(2026年)10月1日号

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区長発言(抄)

9月11日(金曜日)の区議会定例会における長谷部区長の発言の一部を掲載します。

令和8年第3回区議会定例会の様子

まず初めに、7月に発生した令和8年熊本地震および令和8年8月千葉豪雨で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被害に見舞われた方々へお見舞いを申し上げます。

熊本地震では最大震度7を観測し、また千葉豪雨では、平年8月の1カ月の降水量の3倍以上となる記録的な大雨により、多くの方々が避難を余儀なくされるなど、大規模災害の脅威と日頃からの備えの重要性を、改めて強く認識したところです。

義援金については、熊本地震の被災地支援として8月3日から受け付けを開始し、既に多くの皆さまからご支援をいただいています。引き続き、被災地の復興支援に努めてまいります。

1 防災

令和8年第3回区議会定例会8年度「渋谷防災キャラバン in 大向地区」の様子
令和8年第3回区議会定例会8年度「渋谷防災キャラバン in 大向地区」

本区では、首都直下地震などの大規模災害に備え、自助・共助・公助の考え方を基本に、防災対策を推進してまいりました。在宅避難を基本とした備蓄の普及啓発、家具転倒防止対策への支援、自主防災組織や避難所運営委員会の活動支援など、地域防災力の向上に努めています。

さらに、地域防災力の強化と震災に強いまちづくりを推進するため、区内11地区の避難所となる小・中学校などを会場に「渋谷防災キャラバン」を実施しています。併せて、災害時相互応援協定を締結している自治体とは、災害時のみならず平時から顔の見える関係を築くため、継続的な交流を進めています。

今後も、実災害から得られた教訓を防災施策に的確に反映するとともに、平時からの防災・減災対策を総合的かつ計画的に推進し、区民の生命と財産を守る、災害に強いまちづくりを進めてまいります。

2 公共ごみ箱の設置

従来は、ごみ箱を設置しないことで「ごみは持ち帰る」という意識の定着を図ってまいりました。この考え方自体は、現在も重要であると考えています。

一方、日本観光振興協会のデジタル観光統計によれば、本区の来訪者数は、令和4年4月の約165万人から令和8年4月には約270万人へと約1.6倍に増加しており、国内外から多くの人が訪れています。

さらに、ICTを活用したスマートごみ箱などの新たな技術により、従来課題とされていた管理負担の軽減も可能となりました。

このため本区では、「捨てない」意識の醸成に加え、「適切に捨てられる」環境整備を進めることが、より実効性の高いポイ捨て対策につながると判断し、特に人流が集中し、ポイ捨て対策強化が求められている渋谷駅周辺に公共ごみ箱の設置を進めることとしたものです。

今後は、ルールによる抑止と環境整備の両輪で対策を進め、より一層清潔で快適なまち渋谷の実現を目指してまいります。

3 河津さくらの里しぶや

令和6年度に活用プランを策定し、基本設計を進めてきたところ、設計を進める中での検討や、区民保養施設「二の平渋谷荘」の利用者の意見を踏まえ、今回のリニューアルでは、施設内動線の分かりやすさや浴室機能を十分に拡張することなど、さらなる機能向上が必要であると考えています。

そのため、「河津さくらの里しぶや」本館棟と温泉棟も建て替えることにより、さらなる機能向上に加えて、効率的な配棟プランと、より充実したバリアフリー化の実現、施設全体でのZEB Ready(ゼブ レディ)(注)の達成による環境性能の向上、将来想定される本館棟の建て替えが不要となるため、再度の休館を避けられることなど、区民の利用や施設運営においてさまざまなメリットがあると判断しています。

多くの皆さまに、利用しやすく親しまれる施設となるよう、引き続き取り組んでまいります。

(注)通常の建物に比べてエネルギー使用量を5割以上削減した省エネ建築物

4 初台出張所

初台出張所は、令和7年度に策定した基本計画において、初台地区の公共施設の整備の中で、近隣の民間施設に移転する方針とし、移転先の検討を進めてきました。これまで、町会や先日実施した初台児童遊園地敷地仮設施設に関する説明会でもご質問をいただくなど、地域の皆さまにご心配をおかけしてきたところです。

移転先の検討は、利用者の利便性が損なわれないことを基本に進めてまいりましたが、その結果、初台商盛会の通りに面した民間駐車場にビルの建設が予定されており、そのビルの1階であれば出張所業務を行える広さが十分にあること、そして、初台駅からのアクセスにも優れていることなどから、所有者との協議を進め、そちらに移転することを考えています。

出張所の移転も含め、今後も初台地区の公共施設の整備事業を円滑に進められるよう、引き続き丁寧に取り組んでまいります。

5 渋谷区本町こもれびの家

渋谷区本町こもれびの家外観

旧本町幼稚園をリニューアルした障がい者施設「渋谷区本町こもれびの家」を10月下旬に開設します。

知的障がいのある人を対象に、緊急一時保護の「ちょこっとステイ」のほか、新たに自立生活体験を実施し、家族の高齢化や親亡き後を見据えた支援を強化します。

また、運営事業者の自主事業として、放課後等デイサービスや地域交流事業も実施し、障がい児支援のニーズにも対応しつつ、地域に愛される施設を目指してまいります。

6 玉川上水旧水路緑道

玉川上水旧水路緑道

現在、再整備工事が着実に進み、地域の魅力をさらに向上させる緑道の姿が見えてきました。

完成したコミュニティ農園の収穫体験に参加した親子から「土や作物に触れることがなかなかできない都心で、とても貴重な体験ができた」という声や、完成区間を利用した人から「夜間の照明がきれい」「散策が楽しめるようよく考えて整備している」などの声が寄せられています。

引き続き、多様な地域活動によって、人と人とのつながりやコミュニティーが形成される緑豊かな魅力的な空間を目指し、将来にわたって緑道全体を適切に維持管理できるよう、指定管理者を置く予定です。指定管理者と緊密な連携を取りながら取り組んでまいります。

  

区長の発言全文は、渋谷区ポータルに掲載しています。