麻しんについて
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。
一般的には「はしか」と呼ばれることもあります。
感染経路
主たる感染経路は空気感染ですが、飛沫感染や接触感染することもあります。麻しん患者が咳やくしゃみをすると、周囲に麻しんウイルスを含んだしぶきが飛び散り、しぶきが乾燥してウイルスがしばらく空気中を漂います。このウイルスを含んだ空気を吸った人たちに感染する恐れがあります。
症状
感染の約10~12日間の潜伏期間の後に、発熱や咳などのかぜ症状がはじまります。38℃程度の発熱が2~4日続いたあと、39度以上の高熱とともに発しんが出現します。発しんの出現する前後1~2日には、ほほの粘膜に、コプリック斑と呼ばれる小さな白色の斑点が見られることがあります。
流行状況
現在の麻しんの流行状況については、下記のページでご確認ください。
麻しんの流行状況(外部サイト)
予防のポイント
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので手洗いやマスクのみで予防はできません。麻しんの予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法といえます。麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの接種をすることで、麻しんの発症を予防できる可能性があります。
お問い合わせ
地域保健課感染症対策係
電話 | 03-3463-2416 |
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FAX | 03-5458-4978 |