
シブヤパブリック展第1弾
シブヤパブリック展第1弾
更新日
2023年3月17日
開催日時
平成26年8月5日(火曜日)~17日(日曜日)
アンケート結果
開催期間中、1200名を超える方々にご来場いただき、約700名の皆さまからアンケートのご協力をいただきました。多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
アンケート結果について、取りまとめたものを公表します。
PDFファイルを見るには、Adobe社から無償配布されている Adobe Reader などのソフトウェアが必要です。 詳しくは、PDFファイルをご覧になるにはのページを参照してください。
開催期間中に展示したパネルの紹介
1.都市基盤整備計画の全体像
安全で快適な都市基盤の整備を目指し、検討を進めてきた歩行者ネットワーク・ 広場・鉄道施設・防災などの計画概要を紹介します。
強靭なまちの骨格をつくる ~駅・鉄道・道路・広場~
安全で快適な広場空間へ(駅前広場)
渋谷駅東口及び西口のハチ公広場等を再編整備することで、安全で快適なゆとりのある駅前空間を創出します。
また、東西自由通路を改良整備することにより、鉄道で分断された東西のまちのつながりを強化します。
安全でわかりやすく便利な駅へ(鉄道施設)
安全で快適に鉄道の乗換えができるように、鉄道事業者と連携したまちづくりを進めています。
めぐり歩いて楽しいまちへ(歩行者ネットワーク)
渋谷の特徴である谷地形を利用し、多層な歩行者ネットワークを整備し、だれもがめぐり歩いて楽しいまちづくりを進めています。
地震や雨に強いまちへ(防災)
老朽化した駅施設などを再編整備することで地震に強いまちにすると同時に、地下貯留槽など雨水を一時的に貯めることができる施設を設置し、都市型水害にも強いまちづくりを進めています。
2.公共空間のデザインコンセプト(案)
これから検討を進めていく駅前広場等のデザインについて、渋谷の特性を分析し、公共空間に求められるコンセプトを考えました。
重なり合う自分の居場所 シブヤパブリック
現在の渋谷らしさを形成している文化と、これから再開発により創られていく文化が融合し、渋谷らしさが更に強化されるよう、公共空間のデザインコンセプト策定を進めています。
垂直に、多層に、多彩な文化や都市機能が重なり合うことにより、あらゆる世代の居場所が創造されます。
今後、公共施設についても安全で快適なデザインとなるようコンセプトをまとめ、様々な事業において活用し、調整を進めます。
渋谷の現状とこれからの渋谷
ここでは渋谷駅周辺地域の現状分析によるエリア特性や、駅周辺再開発により大きく変化するエリアを把握し、公共空間のデザインコンセプトに繋げていきます。
地形を使い分けるまち
渋谷駅周辺地域における建物用途の傾向について分析し、谷戸の地形によって標高ごとに形成されているまちの特徴から、公共空間のデザインコンセプトに繋げていきます。
重なり合う多彩なアクティビティ
上段の緑色のグループ「ユニバーサルなシブヤ」とは、再開発によって新たに生み出される様々な都市の代表的イメージです。
老若男女だれもが快適に利用できるユニバーサルな空間として、都市の施設等が整備されることを様々なキーワードで示しています。
それに対し、下段の赤色のグループ「ローカルなシブヤ」とは、従来の渋谷が持つ多様性のある文化や個性のイメージをキーワードで示しています。
重なり合う自分の居場所
「ローカルなシブヤ」と「ユニバーサルなシブヤ」の位置関係を、渋谷の特徴であるすり鉢状の地形を踏まえ整理しました。
多層に創造される世代ごとの自分の居場所は、アーバンコアで多様な人々の交流が起こり、文化が融合していきます。
重なり合うパブリックスペースをデザインすることが、このコンセプトの目指す方向性です。
個性が繋がるパブリック
今後整備が予定されている駅前広場や道路など多くの公共空間を、「ローカル」と「ユニバーサル」、更に「広場的」と「街路的」という視点で関係性を整理し、グループ化しました。
施設の整備主体が、空間の連続性あるいは各々の関係性を意識しながら、それぞれが繋がりをもったデザインイメージの共有化をしていくためのツールとして位置づけます。
公共空間が位置する場所の特性、利用する人々の属性、そして空間に隣接する建物により形成される雰囲気などを念頭に置きながら、それぞれの公共空間の個性が繋がっていくことをデザインコンセプト(案)としています。
3.大規模建築物のデザイン調整の取り組み
渋谷らしさの強化、景観・デザインの質的向上を目指し、渋谷駅周辺で同時進行する複数の大規模再開発のデザイン調整を図ってきたプロセスと考え方を紹介します。
渋谷区デザイン会議の位置づけ
渋谷駅中心地区デザイン会議は、渋谷駅中心地区まちづくり指針2010の戦略6「"渋谷らしさを強化する"~広場・坂・路面店を活かした"渋谷らしさ"をもった景観形成~」に基づき設置されました。
同時に、地域の個性を生かした景観誘導を実施するために、まちづくり指針2010に基づく景観形成の考え方を渋谷駅中心地区大規模建築物等に係る特定区域景観形成指針として東京都景観計画の認定を受け、デザイン調整を行う機関として定められています。
議論の中心のテーマ
渋谷駅中心地区デザイン会議の議論において中心となったテーマは、複数の(大規模建築物の)計画を一体的に捉えた景観誘導と、地域の個性を生かした景観誘導です。
その中で、多層な都市基盤やまちを上下に繋ぐ「アーバン・コア」が渋谷駅中心地区のまちづくりの特徴の一つとして重要な役割を果たしています。
議論の中心キーワード
渋谷駅中心地区デザイン会議では、議論の中心となる5つのキーワードを、特定区域景観形成指針から議論の中心テーマを踏まえて導き出し、各街区が共通に取り組むべき要素としました。
渋谷駅中心地区全体のデザイン方針
前のパネル(「議論の中心キーワード」)について、渋谷駅中心地区全体のパースに落とし込み、どのようなデザイン調整を行ってきたかをわかりやすく表現しています。
お問い合わせ
渋谷駅中心五街区課基盤整備係
電話 | 03-3463-2945 |
---|---|
FAX | 03-5458-4918 |
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