ちがいをちからに変える街。渋谷区

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【しぶや区ニュース令和5年(2023年)6月1日号12面】

更新日

2023年5月29日

(しぶや区ニュース令和5年6月1日号12面より抜粋)
こんにちは、長谷部健です。
4月23日に行われた渋谷区長選挙の結果、第27代渋谷区長として3期目にチャレンジさせていただくことになりました。区政の先頭に率先して立って、引き続き全力でまちづくりを前に進めていきます。

渋谷区長として2期8年の間、渋谷区基本構想で掲げる未来像「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を実現するために、さまざまな課題の解決や新しい可能性の創造に挑み続けてきました。
この3年間は新型コロナウイルスへの危機対策が最優先事項でしたが、2期目では保育園待機児童ゼロ達成、渋谷区子育てネウボラの創設、渋谷生涯活躍ネットワーク・シブカツや渋谷ユナイテッド立ち上げ、デジタル地域通貨ハチペイ導入、行政サービスのオンライン化など、未来を見据えた施策に取り組んできました。
区民のフロントサービスである福祉と教育の分野においては、トップクラスである特別養護老人ホーム整備率が23区中2位となり、令和3年に開始したデジタルデバイド解消事業では、1,526人(令和3年10月時点)のシニアの皆さまがスマートフォンデビューをされ、健康づくりやご家族・ご友人とのコミュニケーションに活用されています。学校においては、児童・生徒1人1台のタブレット配付によりICTを活用した教育を実践し、コロナ禍でも子どもたちの学習を止めることなく進めることができました。また、渋谷区オリジナルの教育ダッシュボードを活用する学習環境の取り組みが、昨年日本ICT教育アワードで最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。

渋谷区は、昨年区制施行90周年を迎え、次の10年で100年となります。2032年の100周年、さらにその先を見据え、これからの10年は渋谷区をリデザイン(最適化)していく時期と考えています。学校建て替え計画は、未来の学校プロジェクトとして学校を地域のコミュニティーの核と捉え、整備を進めてまいります。子どもたちの学びの場としてだけでなく、子どもから高齢者までが学校という公共空間を地域の拠点として利用できるような仕組みづくりをしていきます。また、ササハタハツ(笹塚・幡ヶ谷・初台駅周辺)エリアのまちづくりの一環として取り組む玉川上水旧水路緑道の再整備、西参道プロジェクトなど都心に暮らしながら地域のコミュニティーがアクティブに活動できるようなまちづくりをさらに具体化していきます。地域の現場から生まれた声や提案を受け入れながら、さまざまな世代が交わることで渋谷区らしい価値や文化を生み出していく、そのようなまちづくりが理想だと考えています。

諸先輩方が築かれてきた渋谷区政に創造性を加え発展させ、次の世代に継承させていくという責任と重みを意識し、誰よりも汗をかいていく所存です。渋谷区の可能性をもっともっとカタチにして、渋谷区らしい区政をさらに前進させていきますので、引き続きご理解とご支援をお願いいたします。