ちがいをちからに変える街。渋谷区

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【しぶや区ニュース令和2年(2020年)2月15日号12面】

更新日

2020年2月14日

(しぶや区ニュース令和2年2月15日号12面より抜粋)


こんにちは、長谷部健です。

2020年が始まり、早くも1か月が過ぎました。今年は渋谷区にとって、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催だけでなく、明治神宮が鎮座100年を迎える節目の年でもあります。また、開発が続く渋谷駅周辺は、この2020年に向けて加速度的に進んできました。ただ、現在進んでいる渋谷駅周辺の再開発が一区切りつくのは2027年以降となります。また、明治神宮鎮座100年を機として、西参道、北参道と周辺エリアの再整備を進めていきたいと考えています。玉川上水旧水路緑道プロジェクトについては、地域の皆さまの声や他の地域を研究した結果などを基に、この春には具体的な最初の計画をご提示できそうです。今年は、「街の可能性を育みながら課題を解決する」というスタンスを強く意識していきます。

また、オリンピック・パラリンピックについては、「観るだけでなく参加する」機会をより創出していきます。渋谷区は東京体育館、国立代々木競技場、新国立競技場(一部)を有する自治体であり、この恵まれた環境を生かして積極的に大会に関わっていきます。区内で開催される卓球、ハンドボール、陸上競技、車いすラグビー、パラ卓球、パラバドミントン、パラ陸上競技については、区を挙げて応援体制をつくっていきます。特にパラリンピック競技については、選手と交流する機会の創出や、大会終了後も国際大会の誘致を目指すなど、区に根付いていくよう取り組みます。さらに、パラリンピック競技の一つであるボッチャは誰もが楽しめるスポーツであることから、ボッチャ渋谷区民大会を開催したいと考えています。区内の拠点各施設にボッチャセットを用意していますので、皆さまもぜひ初代チャンピオンを目指していただくとともに、ボッチャをきっかけにさまざまなパラリンピック競技に親しんでいただければと思います。

2月19日から始まる区議会定例会で審議される新年度予算案には、特別養護老人ホームの整備や子育てネウボラの充実、障がい者支援、教育ICT化の推進、スタートアップエコシステム拠点整備等を盛り込みました。2020年を新たなスタートにして、未来の可能性を育んでいくことを目指した予算案となっています。

最後になりますが、今年はインフルエンザだけでなく新型コロナウイルスに関連した肺炎も心配です。区でも、国や都の動向を注視しつつ、対策本部を立ち上げ、対応を図っています。区民の皆さまも感染予防のため、咳エチケットや手洗い等をしっかりしていただくよう、お願い申し上げます。