家庭以外の場所で地震にあうと、とても不安なものです。
しかし、揺れている間の行動は、家庭にいるときと同じです。
まず、自分の身を守る!ことです。
揺れがおさまったら、落ち着いて、周りの状況を確認してください。
落ちて来そうな物、倒れて来そうな物はないか、火災はないか、確認します。
落ちて来そうな物、倒れて来そうな物があったときは、それを避けられるように移動します。
火災を見つけたら、消火を試みてください。消せない状況になっているときは、炎や一酸化炭素を避けられる程度に移動します。
多くの人が集まる場所で、最も危険なことは、パニックに巻き込まれることです。
揺れがおさっまたとき無事であれば、最も危険な時間はうまく乗り越えたことになります。
落ち着いて行動しましょう。
職場や学校では
机の下にもぐり、その足をしっかりと押さえ、揺れがおさまるのを待ちます。
多くの職場や学校では、震災を想定した訓練が行われているはずです。
訓練の経験を活かし、落ち着いて行動します。
また、多くの職場では、職場の防災計画に基づき、役割が与えられていると思います。計画に従って行動します。
屋外では
揺れを感じたら、周囲の状況を見ます。特に、落ちて来そうな物がないか、確かめます。
建物から、窓ガラスやエアコンの室外機が降って来ることがあります。
また、電柱やブロック塀が倒れることもあります。
こうした場所を避けてください。
バッグなどを持っていれば、頭に載せ、少しでも危険を少なくします。
丈夫な建物のそばにいるときは、その建物に入ってしまった方が安全な場合もあります。
高層ビルや地下街では
高層ビルは、ふつうの建物に比べて、格段に厳しい基準に沿って建設されます。したがって、地震には比較的強い建物と言えます。
地下空間は、地上に比べて揺れが少なく、地震の被害を受けにくいものです。
こうした場所でも、倒れて来そうな物を避け、頭を守って、地震がおさまるのを待ちます。
高層ビルや地下街、劇場・映画館・デパートなど、多くの人が集まる場所では、従業員の防災訓練も頻繁に行われています。
揺れがおさまったら、落ち着いて係員の指示に従います。
車の運転中は
運転中に地震にあうと、まるで蛇行しているような感覚に襲われます。
落ち着いて、速度を緩めながら、道路の左端に寄ります。
緊急車両の通行に支障のない場所に停車し、エンジンを切ります。
周囲の状況を確かめます。特に、頭上からの落下物に注意してください。
こうした危険がなければ、カーラジオをつけ、情報を聞きます。
渋谷区全域を含む環状七号線の内側と、多くの幹線道路は、災害時には、緊急車両以外は運行禁止になります。
運転を続けることはできません。
車を離れる場合には、もう一度エンジンの停止を確認し、キーは付けたまま、ドアもロックしないでください。
交通機関はしばらく動かない
電車は、すぐには動きません。線路に被害がないかを確認する必要があるからです。被害がない場合でも、そのことを確認するためには、しばらく時間がかかります。被害があれば、その復旧までには、ふだんよりも多くの時間がかかります。
道路は緊急車両以外運行禁止ですから、バスもしばらくは動きません。
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防災課災害対策推進係
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