○渋谷区借上げ等高齢者住宅条例

平成五年九月一四日

条例第二六号

(設置)

第一条 住宅に困窮する高齢者に対し、区が民間から借り上げた賃貸住宅(以下「借上げ住宅」という。)及び区が建設した賃貸住宅(以下「共同住宅」という。)を提供することにより、その生活の安定と福祉の増進を図るため、渋谷区借上げ等高齢者住宅(以下「借上げ等住宅」という。)を設置する。

(一部改正…一八年四三号)

(名称、位置等)

第二条 借上げ等住宅の名称及び位置は、別表第一のとおりとする。

(一部改正…一八年四三号・二七年一五号)

2 借上げ等住宅の戸数は、区規則で定める。

(追加…二七年一五号)

(募集方法)

第三条 使用者の募集は、公募による。

(対象者の要件)

第四条 借上げ等住宅を使用しようとする者の要件は、次の各号に掲げるとおりとする。

(一部改正…一八年四三号)

 六十五歳以上の者の単身世帯又は六十五歳以上の者を含む六十歳以上の者のみで構成される世帯で使用すること。

 区内に引き続き二年以上住所を有していること。

 現に住宅に困窮していること。

 世帯が独立して日常生活を営めること。

 世帯の収入の額が区規則で定める額未満であること。

 住民税を滞納していないこと。

 世帯に暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)第二条第六号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)がいないこと。

(追加…二二年一八号)

2 前項に規定するもののほか、区長が必要があると認めるときは、別に借上げ等住宅を使用しようとする者の要件を定めることができる。

(一部改正…一八年四三号)

(使用の申請)

第五条 借上げ等住宅を使用しようとする者(二人以上の世帯にあってはその代表者)は、区長に申請をしなければならない。

(一部改正…一八年四三号)

(使用予定者の決定)

第六条 区長は、前条の申請をした者のうちから、借上げ等住宅の使用予定者(以下「使用予定者」という。)を決定する。

(一部改正…一八年四三号)

2 使用予定者は、区規則で定める使用の手続をしなければならない。

(使用の承認)

第七条 前条第二項の手続が完了したときは、区長は、入居の日を指定し、使用予定者に借上げ等住宅の使用を承認するものとする。

(一部改正…一八年四三号)

2 借上げ等住宅は、前項の規定による使用の承認を受けた者(以下「使用者」という。)及び使用者が代表した世帯のその他の世帯員(以下「世帯員」という。)が使用することができる。

(一部改正…一八年四三号)

3 区長は、第一項の規定による承認をするときは、必要な条件を付けることができる。

4 使用者及び世帯員は、第一項の規定により区長が指定した入居の日(以下「入居日」という。)から十五日以内に、当該借上げ等住宅の使用を開始しなければならない。ただし、区長がやむを得ないと認めるときは、この限りでない。

(一部改正…一八年四三号)

(使用料)

第八条 借上げ等住宅の使用料(以下「使用料」という。)は、別表第二のとおりとする。

(一部改正…一八年四三号)

2 使用料の改定は、次の各号のいずれかに該当する場合に行うのを例とする。ただし、共同住宅にあっては、第一号に該当するときに限るものとする。

(一部改正…一八年四三号)

 近傍の民間賃貸住宅の家賃の動向により、使用料を改定する必要があるとき。

 区と借上げ住宅の所有者との賃貸借契約に基づく賃借料が改定されたとき。

(使用料の徴収)

第九条 使用料は、入居日から徴収する。

2 使用者は、毎月末日までにその月分の使用料を納付しなければならない。

3 区長は、使用者が第二十条第一項の届出をしないで借上げ等住宅を立ち退いたときは、その事実を知った日(以下「退居確認日」という。)までの期間を使用期間とみなし、その日に至るまでの使用料を徴収する。

(一部改正…一八年四三号)

4 入居日又は借上げ等住宅を立ち退いた日若しくは退居確認日の属する月の使用期間が一箇月に満たないときの使用料は、日割計算による。

(一部改正…一八年四三号)

(使用料の減免及び徴収猶予)

第十条 区長は、前年の世帯の収入に応じて、区規則で定めるところにより、使用料を減額することができる。

2 前項に規定するもののほか、区長は、特に必要があると認めるときは、区規則で定めるところにより、使用料を減額し、若しくは免除し、又は使用料の徴収を猶予することができる。

(敷金)

第十一条 区長は、使用者から使用料の三箇月分を超えない範囲で、敷金を徴収することができる。

2 前項の規定により徴収した敷金は、借上げ等住宅の返還又は明渡しの際にこれを還付する。ただし、未納の使用料その他の使用者が負担すべき費用があるときは、敷金のうちからこれを控除する。

(一部改正…一八年四三号)

3 敷金の額が前項の費用の金額に満たないときは、使用者は、直ちにその不足額を納付しなければならない。

4 敷金には、利子を付けない。

(収入に関する報告)

第十二条 使用者は、世帯の収入に関し、毎年区長に報告を行わなければならない。

(収入の額の認定)

第十三条 区長は、前条の報告その他の資料に基づき、世帯の収入の額を認定し、使用者にその認定した額その他必要な事項を通知するものとする。

2 前項の規定による通知を受けた使用者は、その通知を受けた日の翌日から起算して三十日以内に、同項の規定による認定に対し、意見を述べることができる。

3 区長は、前項の意見の内容を審査し、必要があると認めるときは、第一項の規定により認定した額を更正するものとする。

(使用者の費用負担)

第十四条 電気、ガス及び上下水道の使用料その他区長が指定する費用は、使用者の負担とする。

2 区長は、前項の使用料又は費用のうち使用者に負担させることが適当でないと認めるものについては、その全部又は一部を負担させないことができる。

(保管義務及び賠償責任)

第十五条 使用者又は世帯員は、借上げ等住宅の使用について、必要な注意を払い、これを正常な状態に維持しなければならない。

(一部改正…一八年四三号)

2 使用者又は世帯員の責めに帰すべき事由により借上げ等住宅を滅失し、又は損傷したときは、使用者は、これを原状に復し、又はこれに要する費用を賠償しなければならない。

(一部改正…一八年四三号)

3 前項に規定する場合において、区長は、やむを得ないと認めるときは、使用者の原状回復義務の全部又は一部を免除することができる。

(届出事項)

第十六条 使用者は、使用者又は世帯員が長期にわたり不在となるときその他区規則で定める事項に該当する場合は、速やかに区長に届け出なければならない。

(承認事項)

第十七条 使用者は、次の各号のいずれかに該当する場合は、区長の承認を受けなければならない。

 使用者又は世帯員以外の者を新たに世帯員として同居させようとするとき。

 借上げ等住宅に模様替えその他の工作を加えようとするとき。

(一部改正…一八年四三号)

 借上げ等住宅の一部を住宅以外の用途に使用しようとするとき。

(一部改正…一八年四三号)

 前三号に掲げるもののほか、借上げ等住宅の管理上区長が必要があると認めるとき。

(一部改正…一八年四三号)

2 区長は、前項第一号の規定により新たに世帯員として同居させようとする者が暴力団員であるときは、同項の承認をしてはならない。

(追加…二二年一八号)

(禁止行為)

第十八条 使用者は、借上げ等住宅の転貸、使用権の譲渡その他区規則で定める行為をしてはならない。

(一部改正…一八年四三号)

(使用権の承継)

第十九条 前条の規定にかかわらず、区長は、必要があると認めるときは、世帯員の一人を使用者に定め、借上げ住宅の使用権を承継させることができる。

2 区長は、前項の規定により使用者に定めた世帯員又はその他の世帯員が暴力団員であるときは、同項の規定による承継をさせない。

(追加…二二年一八号)

(住宅の返還)

第二十条 使用者は、借上げ等住宅を返還しようとするときは、返還しようとする日の十四日前までに区長に届出をし、当該借上げ等住宅の検査を受けなければならない。

(一部改正…一八年四三号)

2 前項の場合において、使用者は、その負担において借上げ等住宅を原状に復さなければならない。ただし、区長がやむを得ないと認めるときは、この限りでない。

(一部改正…一八年四三号)

(住宅の明渡し請求等)

第二十一条 区長は、使用者又は世帯員が次の各号のいずれかに該当する場合は、使用者に対し使用の承認を取り消し、又は借上げ等住宅の明渡しを請求することができる。

(一部改正…一八年四三号・二二年一八号)

 入居に関し、偽りその他不正の行為が判明したとき。

 正当な理由がなく使用料を三箇月以上滞納したとき。

 故意に借上げ等住宅を損傷したとき。

(一部改正…一八年四三号)

 住宅を取得したとき。

(追加…二二年一八号)

 暴力団員であることが判明したとき。

(追加…二二年一八号)

 世帯の収入の額が区規則で定める額を超えたとき。

(二号繰下…二二年一八号)

 世帯が独立して日常生活を営めなくなったとき。

(二号繰下…二二年一八号)

 この条例又はこの条例に基づく規則に違反したとき。

(二号繰下…二二年一八号)

 前各号に掲げるもののほか、区長が借上げ等住宅の管理上必要があると認めるとき。

(一部改正…一八年四三号、二号繰下…二二年一八号)

2 前項の規定による請求を受けた者は、速やかに当該借上げ等住宅を明け渡さなければならない。この場合において、当該使用者又は世帯員は、損害賠償その他の請求をすることができない。

(一部改正…一八年四三号・二二年一八号)

(住宅の検査)

第二十二条 区長は、借上げ等住宅の管理上必要があると認めるときは、区の職員のうちから区長が指定する者に借上げ等住宅の検査をさせ、又は使用者若しくは世帯員に対し必要な指示をさせることができる。

(一部改正…一八年四三号)

2 前項の検査を行う場合において、現に使用している借上げ等住宅に立ち入るときは、あらかじめ当該借上げ等住宅の使用者又は世帯員の承諾を得なければならない。

(一部改正…一八年四三号)

3 第一項の検査に当たる者は、その身分を示す証票を携帯し、関係人の請求があったときは、これを提示しなければならない。

(意見聴取)

第二十三条 区長は、特に必要があると認める場合には、借上げ等住宅を使用しようとする者(現に同居し、又は同居しようとする者を含む。)又は使用者若しくは世帯員について、第四条第一項第七号第十七条第二項第十九条第二項及び第二十一条第一項第五号に該当する事由の有無について、警視総監の意見を聴くことができる。

(追加…二二年一八号)

(区長への意見)

第二十四条 警視総監は、借上げ等住宅を使用しようとする者(現に同居し、又は同居しようとする者を含む。)又は使用者若しくは世帯員について、第四条第一項第七号第十七条第二項第十九条第二項及び第二十一条第一項第五号に該当する事由の有無について、区長に対し、意見を述べることができる。

(追加…二二年一八号)

(委任)

第二十五条 この条例の施行について必要な事項は、区規則で定める。

(二条繰下…二二年一八号)

附 則

この条例は、平成五年十月一日から施行する。

附 則(平成七年条例第一八号)

この条例は、区規則で定める日から施行する。

(七年規則二八号 七・六・一施行)

附 則(平成八年条例第一三号)

この条例は、区規則で定める日から施行する。

(八年規則三五号 八・七・一施行)

附 則(平成一八年条例第四三号)

この条例は、区規則で定める日から施行する。

(一八年規則九六号 一八・一二・二〇施行)

附 則(平成二二年条例第一八号)

1 この条例は、平成二十二年四月一日(以下「施行日」という。)から施行する。

2 この条例による改正後の渋谷区借上げ等高齢者住宅条例(以下「新条例」という。)第二十一条第一項第五号の規定は、施行日以後に新条例第七条第一項の規定による使用の承認、新条例第十七条第一項第一号の規定による同居の承認又は新条例第十九条第一項の規定による使用権の承継を受けた者について適用する。

3 施行日前にこの条例による改正前の渋谷区借上げ等高齢者住宅条例(以下「旧条例」という。)第七条第一項の規定による使用の承認又は旧条例第十九条の規定による使用権の承継を受けた者が新条例第二十一条第一項第五号の規定に該当(次項に定める場合を除く。)したときは、区長は、当該承認等を受けた者に対して、明渡しの勧告をするものとする。ただし、同号の規定の適用がある場合は、この限りでない。

4 施行日前に旧条例第七条第一項の規定による使用の承認又は旧条例第十九条の規定による使用権の承継を受けた者が暴力団員と同居しており、新条例第二十一条第一項第五号の規定に該当したときは、区長は、当該承認等を受けた者に対して、当該暴力団員を退去させる措置をとることを勧告するものとする。ただし、同号の規定の適用がある場合は、この限りでない。

5 区長は、前二項の規定による勧告に従わないときは、当該承認等を受けた者に対して、明渡しを請求することができる。

6 前三項の規定にかかわらず、施行日前に旧条例第七条第一項の規定による使用の承認又は旧条例第十九条の規定による使用権の承継を受けた者(世帯員を含む。)が新条例第二十一条第一項第五号の規定に該当し、他の使用者の安全が著しく害されるおそれがあり、当該被害を防止するため緊急の必要があると認められる場合は、区長は、当該承認等を受けた者に対して、明渡しを請求することができる。

7 前二項の規定による明渡しの請求については、新条例第二十一条第二項の規定を準用する。

附 則(平成二七年条例第一五号)

この条例は、平成二十七年四月一日から施行する。

附 則(平成二八年条例第一八号)

この条例は、平成二十八年四月一日から施行する。

附 則(平成二八年条例第四〇号)

この条例は、公布の日から施行する。

別表第一(第二条関係)

(一部改正…七年一八号・八年一三号・一八年四三号・二七年一五号・二八年一八号・四〇号)

名称

位置

渋谷区本町借上げ高齢者住宅

東京都渋谷区本町二丁目八番一七号

渋谷区笹塚借上げ高齢者住宅

東京都渋谷区笹塚二丁目四番七号

渋谷区幡ヶ谷高齢者共同住宅

東京都渋谷区幡ヶ谷二丁目一九番一四号

ライフピア西原

東京都渋谷区西原一丁目四〇番一一号

別表第二(第八条関係)

(改正…二八年一八号)

種別

規格

使用料(月額)

A型居室

1K

六万円

1DK

B型居室

2K

九万円

2DK

渋谷区借上げ等高齢者住宅条例

平成5年9月14日 条例第26号

(平成28年10月27日施行)

体系情報
第10章 生/第5節 福祉施設
沿革情報
平成5年9月14日 条例第26号
平成7年3月28日 条例第18号
平成8年3月29日 条例第13号
平成18年10月16日 条例第43号
平成22年3月31日 条例第18号
平成27年3月31日 条例第15号
平成28年3月31日 条例第18号
平成28年10月27日 条例第40号