2021年2月から3月にかけて、実践女子大学が「Jミッション」を開催しました。

この取り組みは、大学低学年の学生に対し良質な経験や学習の場を大学が提供することで、学生の学びに対する意欲の向上や自己肯定感を高めることを目的として実践女子大学が実施したものです。今年は新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインでの開催となりましたが、区とS-SAP協定を締結しているサッポロホールディングス株式会社の紹介により、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社（以下、ポッカサッポロ）の協力を得て開催され、およそ30人の学生が自主的に参加しました。

内容は、ポッカサッポロから「豆乳ヨーグルト製品の魅力を伝えるためのアイデアを考えよう」という課題が出され、学生はグループごとに提案をまとめ、ポッカサッポロの社員に向けて発表するというものでした。

学生は社員へのヒアリングや中間発表を通じて製品への理解や問題点の再確認をした後、自主的にグループで集まりプランを練り上げ、最終発表日には各グループのプランを発表し、社員の皆さんから講評をもらいました。

講評では「これまでにない視点や、大学生ならではのアイデアが盛り込まれていて良い。」「製品の特長をよく理解していて感心した。」などのコメントがありました。また、プログラムを終えた学生からは「社員の仕事に対する想いなどを聞くことができ、働くことについて知る良い機会となった。」「オンラインのグループワークで意見をまとめるのが難しかったが、この企画を通して成長できた。」などの感想がありました。 区は今後も企業や団体との連携事業を支援していきます。