【しぶや区ニュース令和4年(2022年)3月1日号12面】

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    令和4年3月1日

(しぶや区ニュース令和4年3月1日号12面より抜粋)

こんにちは、長谷部健です。
新型コロナウイルスとの戦いも3年目を迎えています。年明けから猛威をふるうオミクロン株も、この原稿を書いている2月の半ばは、高止まりから減少傾向へと向かう兆しが見え始めたところです。しかし、期待をすると裏切られることの多いコロナですので、気を緩めずに対応を図ってまいります。区民の皆さまも制限された生活が続き、苦労も多いかと思います。区では2年間に及ぶコロナ対策の経験値をしっかりと生かしてまいります。イベントなどは、杓子定規な「実施または中止」の2択ではなく、オンライン活用や人数制限、継続的な検温による体調管理などの工夫を凝らし、感染対策に万全を期した上での実施を検討します。やむなく中止の場合も延期や代案を探るなど、しなやかに対応していきます。
 
2月4日に来年度の予算案を発表いたしました。2月末から始まる区議会にてご審議、ご議決をいただき、4月より実施する運びとなります。教育、福祉、まちづくり、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進など各分野で区政をさらに前に進めます。具体的には、教育委員会では、学校施設長寿命化計画に基づき、およそ1年をかけて未来の学校像や将来のロードマップについて検討を重ねてきました。多様な学習空間やゆとりある生活空間を設け、大きく変化、発展していくであろう子どもたちの学びの場に対応していきます。さらに校庭、体育館、プールなどは地域に開放する前提で設計をし、コミュニティーが育まれる場にもなるようにと考えています。3月末までにすべての学校を対象とし、まずは10年間の計画、そして30年間のロードマップを作成します。その後、区議会に説明し、区民の皆さまの声を聞かせていただきながら、必要な修正をし、実施していきたいと考えています。福祉の分野では、生活困窮、8050問題、ひきこもり、ヤングケアラーなどの社会課題に対して、当事者に寄り添いながら支援する重層的支援体制をしっかりと整備していきます。まちづくりでは、西参道プロジェクトや玉川上水旧水路緑道の整備事業がいよいよ始まりますし、区役所のDX化の推進や高齢者のデジタルデバイド解消に向けた事業も充実させていきます。コロナ禍ではありますが、できることやるべきことは前を向いて進めていきます。
 
先日、区内の社会教育館で開催されている文化祭に行ってきました。出展数はコロナ禍の影響で例年よりも少なめでしたが、恒例のステージ発表では事前収録された映像が投影されるなど、変わらずに素晴らしい作品が展示されており、区民の皆さまが工夫を凝らしながら活動を継続されている様子を拝見し、心強く感じました。また、北京での冬季オリンピックでは、広尾小、広尾中出身で渋谷区民栄誉賞を受賞された、原大智選手の果敢な姿に元気と勇気をいただきました。
 
最後になりますが、昨年9月末から区立小中学校などで50回を超える街宣活動が子どもたちに対して行われており、多くの区民の方々から苦情をいただいております。区として危機管理と捉え、対策チームを発足させ、子どもたちの安全と安心できる学習環境を守るため、また、区役所周辺での街宣活動によって公務にも支障を来す事態となっていることから、法的措置を含め毅然とした対応を行なってまいります。