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【2月7日】渋谷区×一般社団法人シブタン 探究「シブヤ未来科」の充実に向けた連携協定を締結しました

令和7年(2025年)の報道発表です。

更新日

2025年2月7日

渋谷区教育委員会(教育長:伊藤林太郎)と一般社団法人シブタン(東京都渋谷区、代表理事:山田裕介、以下シブタン)は、渋谷区教育大綱に掲げる「つくろう。ちがいを活かし合える、未来の学校。」の実現に向け、保護者・地域・企業との連携を促進・強化し、児童・生徒の学びを街全体で支えるため、探究「シブヤ未来科」の充実に向けた連携協定を令和6年12月27日に締結しました。本協定により、学校・行政・PTA・地域・企業が連携し、探究的な学びを実現・促進するエコシステムを構築します。また、渋谷区立幼稚園・小学校・中学校と地域・企業の協働をより一層推進していきます。
画像:渋谷区教育長 伊藤林太郎と一般社団法人シブタン代表理事 山田裕介氏が並んでいる様子

協定の背景と目的

渋谷区立学校で実施されている探究「シブヤ未来科」では、地域や企業と連携し、実社会の課題に触れながら、創造的に課題を解決する「探究的な学び」の実践を通じて、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」という好奇心を引き出し、学びへの意欲を高めることを目的としています。シブタンは、区立学校のPTAなどの有志により構成され、 地域・企業との連携を支援しています。探究的な学びをさらに充実させるため、教職員の負担を軽減しつつ自治体・学校と地域・企業の協力体制を強化し、相互に連携・協力することを目的に本協定を締結することとしました。 

連携・協力事項

  1. 区立学校と地域・企業などとのコーディネート支援 
  2. 区立学校と連携する地域・企業などの発掘・活用の支援 
  3. 区立学校の要望に基づき、企業が提供する学習プログラムの調整 
  4. 学習発表会の企画および実施の支援 

一般社団法人シブタンついて

シブタンは、探究「シブヤ未来科」の拡充に伴い、地域・企業との連携を支援するために令和6年9月に設立されました。探究的な学びを推進するにあたり、地域・企業との連携を拡大することは不可欠ですが、その調整や準備は教員にとって負担となり、また、地域連携の取り組みに学校間で差が生じることが懸念されます。これらの課題を解決し、学校・行政・PTA・地域・企業が連携することで、渋谷の街全体を学びの場とする「探究的な学び」のエコシステムを構築することを目的としています。現・旧PTA会長、教育委員会、教育専門家のメンバーが中心となり、次世代公教育の探究学習支援プラットホームを構築していきます。

法人概要

渋谷区伊藤教育長のコメント

本協定は、渋谷区の教育環境をさらに充実させ、教育の質を向上させるための重要な一歩です。地域社会と学校の連携が深まり、地域資源を活用した教育活動がより充実し、子どもたちが革新的、魅力的で多様な学びの機会を得られるようになります。また、これまで企業などとの事前の打ち合わせに多くの工数がかかっていたことによる教員および企業側の負担を軽減し、教員が子どもたち一人一人に向き合い、寄り添う時間を確保することにもつながります。シブタンとの連携を通じて、子どもたちの学びの場がより豊かになり、未来を担う人材の育成に寄与することを期待しています。

一般社団法人シブタン山田代表理事のコメント

このたびの協定締結は、渋谷区の教育をさらに進化させ、地域全体で子どもたちの未来を支えるための重要な一歩となります。子どもたちが主体的に考え、創造的に課題を解決していく「探究的な学び」を深めるためには、学校と地域、企業との連携が不可欠です。シブタンは、こうした連携を促進し、子どもたち一人一人により充実した学びの機会を提供する環境を整えていきます。この取り組みを通じて、未来を担う子どもたちの可能性がさらに広がることを確信しています。渋谷の街全体で子どもたちの成長を応援し、共に未来を創っていきたいと思います。

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教育指導課指導主事