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【8月1日】生ごみ減量のためスマートコンポストによる拠点回収実施/飲食提供を開始するふれあい植物センターの生ごみも消却へ/実際の運用環境を想定し、生ごみ拠点回収の定着について検証
令和5年(2023年)の報道発表です。
更新日
2023年8月1日
渋谷区は、一定量の生ごみを約1日で98%消滅させる微生物群「コムハム」に着目し、一昨年度より生ごみを焼却せずに減量する可能性を探っています。
昨年は区立小学校に専用容器である「スマートコンポスト」を設置し、給食の食べ残しを減量する実証事業を行いました。今年度は、7月にリニューアルオープンしたふれあい植物センターに微生物群の入ったスマートコンポストを設置します。区民の皆さまが生ごみを持参し、スマートコンポストに直接投入する生ごみの拠点回収を実施します。
スマートコンポストは生ごみの分解に必要な攪拌作業を自動的に行うため、生ごみ投入時の利用者負担は大きくありません。持参いただいた生ごみにより、微生物群の持つ分解能力が安全かつ安定的かを検証します。また、新たに飲食を提供するふれあい植物センターから排出される生ごみもスマートコンポストへの投入を見込んでいます。
当実証事業に取り組む理由
渋谷区の生ごみの量は年間約5万トンにのぼります。ごみの減量を推進するためには、生ごみの排出抑制が有効と考えられ、コンポストの可能性にあらためて着目しています。
今回は、昨年度に引き続き微生物群の分解能力の検証を行うことと同時に、生ごみの拠点回収が人々の生活に定着するかについても検証します。実際に街にコンポストが置かれているという環境を創出するため、拠点回収の参加者数には制限を設けていません。スマートコンポスト使用方法を習得した区民の皆さまが等しくご参加いただける運用を実施いたします。「生ごみの焼却から消却へ」のスローガンの下、本区が行う実証事業についてご期待くださいますようお願い申し上げます。
実証期間
令和5年7月29日~9月29日
設置場所
ふれあい植物センター(渋谷区東2-25-37)