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【6月23日】「THE TOKYO TOILET」プロジェクト日本財団から渋谷区へ 全17カ所の公共トイレ譲渡式を行いました

更新日

2023年6月23日

渋谷区は、日本財団と協働して進めてきた「THE TOKYO TOILET」プロジェクトにおける公共トイレの整備が完了したことを受け、日本財団から渋谷区への譲渡式を6月23日(金曜日)に渋谷区役所で開催しました。本プロジェクトは、多様性を受け入れる社会の実現を目的に、性別、年齢、障がいを問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを渋谷区内17カ所に設置したものです。2018年から始まった本プロジェクトは、日本財団から渋谷区へトイレの維持管理を引き継ぎ、2023年度末をもって終了する予定です。
譲渡式では、長谷部区長と日本財団常務理事の笹川順平氏ほか、プロジェクト発案者であり資金提供をいただいた柳井康治氏にも登壇いただき、本プロジェクトの目的および公共トイレの維持管理を推進するにあたっての課題などを述べました。

THE TOKYO TOILETとは

トイレは日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴ですが、多くの公共トイレが暗い、汚い、臭い、怖いといった理由で利用者が限られている状態にあります。本プロジェクトでは、性別、年齢、障がいを問わず、誰もが快適に利用できる公共トイレを渋谷区内17カ所に設置しました。世界で活躍する建築家やデザイナーが参画し、優れたデザイン・クリエイティブの力で、インクルーシブな社会のあり方を広く提案・発信しています。加えて、訪れた人々に気持ちよく利用していただけるよう、従来に比べ清掃をはじめとしたトイレの維持管理を強化します。これにより、利用者自身が次に使う人のためを思う「おもてなし」の心の醸成も目指していきます。

記者発表会関係者コメント(一部抜粋)

渋谷区長 長谷部健

渋谷区の公共トイレを世界で活躍する建築家やクリエイターの皆さまに整備していただき、大変ありがたいことです。これらのトイレを綺麗な状態で維持するとともに、誰もが公共トイレを大事に使っていくという意識向上に向けて、引き続き取り組んでまいります。

日本財団 常務理事 笹川順平

本プロジェクトは、16 人の優れたクリエイターたちのデザイン・クリエイティブの力を借りて、これまでの公共トイレのネガティブなイメージ(4K:怖い、汚い、臭い、暗い)を払拭し、真の多様性を受け入れる社会のあり方を広く提案・発信してきました。また、日本財団は、国内における寄付文化を根付かせるため活動を推進しており、本プロジェクトもその一つでした。結果として国内外で高い広報効果を得られ、公共トイレの課題に目を向けていただくきっかけになりました。今後は渋谷区に観光資源という観点からも 17 カ所のトイレを維持管理していただき、本プロジェクトが日本国内のみならず世界でインクルーシブな社会のあり方を発信するモデルケースとなれば幸いです。

お問い合わせ

公園課公園維持係

電話

03-3463-2876

FAX

03-5458-4908