渋谷区（区長：長谷部健）と株式会社やまと（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：矢嶋孝行、以下やまと）は、令和4年5月20日、区内に拠点を置く企業や大学等と区が協働して地域の社会的課題を解決していくために締結する公民連携制度「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」（以下S-SAP協定）を締結しました。
同日、渋谷区内のやまと本社にて行われた調印式に、長谷部区長と矢嶋社長はきものを着用して出席し、調印式後には、今後の両者の取り組みなどについての対談も行いました。



(左) 渋谷区長 長谷部健 (右) 株式会社やまと 代表取締役社長 矢嶋孝行
1917年（大正6年）創業のやまとは、1972年（昭和47年）に渋谷区に本社を置き、約50年に渡り渋谷区を拠点としてきた企業です。今回、渋谷区が掲げる未来像と、やまとの、あらゆる人がチャレンジしやすい世界を目指す「きもの」でエキサイティングな世の中をつくる”というビジョンとは共通するところが多いことから、連携協定の締結に至りました。今後は、文化振興などさまざまな取り組みを通じて、公民連携でより魅力ある街づくりを推進してまいります。

やまととの協定内容

渋谷区とやまとは、以下の項目について協働して取り組んでいきます。

1. 次世代育成に関する支援
2. 文化振興・生涯学習に関する支援
3. 多様性社会（ダイバーシティ）の実現に関する支援
4. 環境保全に関する支援
5. 前各号に掲げるもののほか、相互に連携協力することが必要と認められる支援

具体的な取り組みに関しては、今後連携して検討し、実施いたします。

これまでの取り組み

本協定締結以前より、渋谷区とやまとは協働して、障がいを有する新成人へ向けた「ハタチ記念撮影会」の開催、2022年渋谷区の成人式での「無料撮影会」、渋谷区こどもテーブルと連携した「ワークショップ」など、きものという独自のノウハウを活かした取り組みを行ってきました。本協定を締結することで、今後は、より一層、協働して魅力ある街づくりの実現や地域社会の課題解決を目指します。