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【2月24日】ITを活用した高経年マンションへの管理支援実証事業の開始

令和4年(2022年)の報道発表です。

更新日

2023年3月17日

渋谷区は、株式会社THIRDおよび東京都マンション管理士会東京山手支部と、高経年マンションの適正な管理の促進を目的とし、渋谷区内の自主管理マンションの管理組合を対象に、管理の健全化を図る「管理ロイド」アプリの導入および遠隔での専門家の助言による自主管理支援の実証事業を開始いたしました。

実証事業の背景と目的 

渋谷区内の分譲マンションは、築30年以上の高経年マンションと総戸数20戸未満の小規模マンションが全体の約半数を占めています(注1)。
また、高経年の小規模マンションには、「管理会社が請け負うスケールメリットが無く、自主管理となっている」、「管理の担い手や積立金の不足から管理不全に陥りつつある」という課題があります(注2)。
令和3年3月に策定した「渋谷区住宅マスタープラン」では、これらの課題を踏まえ、既存住宅ストックの活用・再生を促し、先端技術を活用した快適な住まいを実現することを目標として、マンション管理士や管理会社などの民間事業者と連携し、分譲マンションの適正な維持管理の促進と管理組合活性化に向けた施策を推進することとしています。
今回の実証事業では、先端技術として全国の不動産管理会社で導入実績のあるソフトフェアを自主管理マンションに導入する費用を区が助成し、管理状況の共有により管理組合の活性化を図るとともに、専門家であるマンション管理士の相談支援を併せて実施することで、高経年 マンションの適正な維持管理の促進に向けた新たなアプローチを探っていきます。
(注1)平成23年東京都マンション実態調査(東京都)
(注2)令和元年分譲マンションの管理に関する実態調査(渋谷区)

実証事業概要

参加マンション 2件

次のすべてを満たすマンションの管理組合を対象として募集し、選定しました。

  • 住戸数が50戸以下のマンション
  • 都条例に基づく管理状況届出制度における届出を行った要届出マンション

(注)人の居住の用に供する独立部分を6以上有し、かつ昭和58年12月31日以前に新築されたマンション

  • マンション管理業者に管理事務を全部委託していないマンション(一部委託含む)

スケジュール

令和3年8月:参加マンション募集
令和3年10月:参加マンション決定
令和3年10月~12月初旬:参加マンション向け説明会
令和4年1月~7月末:管理ロイド導入期間
令和4年7月:アンケート実施、効果検証

本事業に関するお問い合わせ先

住宅政策課住環境整備係(電話:03-3463-3548)

お問い合わせ

広報コミュニケーション課広報係

電話

03-3463-1287

FAX

03-5458-4920