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ハクビシン・アライグマによる被害を防ぐために

ハクビシン・アライグマの対策についての案内ページです。

更新日

2024年7月30日

区内でハクビシンなどの目撃情報や被害相談が寄せられています。  
ハクビシンなどは野生動物なので、人との共存には一定の距離が必要です、餌を与えたり触ったりしないようにしましょう。  
ハクビシンなどを見かけただけでは心配ありませんが、天井裏などに棲みつくことで、ふん(糞)害により悪臭の発生や建物に被害を与える場合があります。

ハクビシン・アライグマの特徴

ハクビシン

ハクビシンの特徴
ハクビシンの画像(出典:東京都環境局)

特徴

  • スリムな体型(頭から尾の先まで90~110センチメートル)
  • 顔の真中に白いすじ
  • 足が短い
  • 前足と後足とも5本指
  • 尾が長い

習性

  • 夜行性
  • 雑食 果実、畑などの作物、小動物などを食べる 生ごみをあさることもある
  • 複数のねぐらを持ち、人家などの天井裏も休憩場所として利用する
  • 高いところが得意 雨どいや柱、電柱なども登ったり、電線の上を歩いたりもする
  • 8センチメートル程度の小さな隙間でもくぐり抜けられる

アライグマ

アライグマの特徴
アライグマの画像(出典:東京都環境局)

特徴

  • 中型犬くらいの大きさ(頭から尾の先まで70~90センチメートル
  • 耳はとがって、白いふちどり
  • 目のまわりに黒いマスク模様
  • 眉間に黒いすじ・ひげは白い
  • 前足と後足とも5本指
  • 尾に5~7本のしま模様

習性

  • 夜行性
  • 雑食 果実、畑などの作物、小動物などを食べる 生ごみをあさることもある
  • 複数のねぐらを持ち、人家などの天井裏も休憩場所として利用する
  • 木登りが得意 柱や壁も登る
  • 隙間をこじ開け建物に侵入することもある

ハクビシン・アライグマを見かけたら

野生動物なので、許可なく捕まえてり、飼ったりすることができません。
目に見えない寄生虫がいたり、人にうつる病気にかかっていることがあります。餌を与えたり、素手で触ったりしないようにしましょう。

ハクビシンなどを寄せ付けないために

  • 建物周りの侵入口になる隙間(縁の下、換気口、軒下など)をふさぐ。
  • 屋根に登れるような庭木の枝は剪定する。
  • 敷地内の果物の実は早めに収穫するか、網などをかける。
  • 生ごみを外に放置しない。

家に入り込んだハクビシンなどを追い出すには

  • 煙のでる殺虫剤を焚いてみましょう。また、竹酢・木酢などの忌避剤を利用する方法もあります。
  • その他、電球などを設置して明るくする、大きな音で驚かすなどの方法があります。

被害対策

区では、自宅の天井裏などに入り込まれてふん尿などの衛生被害が生じている場合など、一定の条件のもとにハクビシンなどの捕獲を行います。

対象動物

ハクビシン、アライグマ

対応条件

  1. 屋根裏、床下などに営巣が認められること
  2. 糞などによる衛生被害が認められること
  3. ペットなどへの被害が認められること
  4. 渋谷区民が居住する渋谷区内の住居などであること
  5. 居住者本人による希望があること
  6. 進入路を塞ぐなどの防鼠施行費用は依頼者が負担すること
  7. 糞尿撤去、清掃、雑菌消毒処理費用は依頼者が負担すること
  8. 対応期間は最長2か月間です

 (注)庭や道路などで見かける、敷地の果樹の実を食べにくるなどの場合は、対象となりません。

対応の方法

狩猟免許を持つ専門業者に委託する。

お問い合わせ

生活衛生課事業係