咽頭結膜熱(プール熱)とは
主に6月頃から夏季にかけて流行します。小児に多い病気です。プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、プール熱と呼ばれることもあります。
症状
潜伏期間は5~7日程度です。発熱や咽頭炎、結膜炎を3主症状とします。
その他、リンパ節の腫れ、腹痛、下痢などが生じることもあります。症状は1~2週間程度でおさまります。
感染経路
感染力は非常に強く、患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによって感染する飛沫感染、ウイルスが付着した手やタオルなどの患者が触れたものを介して感染する接触感染があります。
治療
特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。
感染症法に基づく報告
咽頭結膜熱は感染症法により「五類定点把握対象疾患」に定められ、都内264か所(全国約3,000か所)の小児科定点医療機関から毎週報告されています。
流行状況
現在の咽頭結膜熱の流行状況については、下記のページでご確認ください。
予防のポイント
- 手洗いやうがいを心がけましょう。
- 感染者との密接な接触は避けましょう(タオルなどは別に使いましょう)。
- プールや温泉施設を利用する際は、前後のシャワーを必ず浴び、タオルは個別にしましょう。
お問い合わせ
地域保健課感染症対策係
電話 | 03-3463-2416 |
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FAX | 03-5458-4978 |