ヘルパンギーナとは
主に夏に流行するウイルス性の感染症です。乳幼児に多く見られる夏風邪の代表的な感染症で、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発しんを主症状とします。
症状
主たる症状は、38度以上の突然の発熱や口の中にできる水疱です。高熱による倦怠感や水疱が破れたことによる痛みのために、食欲不振や脱水症状などがあらわれることがあります。
感染経路
ヘルパンギーナにかかった人の咳やくしゃみ、つばなどのしぶきに含まれるウイルスによって感染する飛沫感染、ウイルスが手などを介し、口や眼などの粘膜に入って感染する経口・接触感染があります。
治療
特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。
感染症法に基づく報告
ヘルパンギーナは感染症法により「五類定点把握対象疾患」に定められ、都内264か所(全国約3,000か所)の小児科定点医療機関から毎週報告されています。
≪定点医療機関当たり患者報告数≫
流行状況
現在のヘルパンギーナの流行状況については、下記のページでご確認ください。
予防のポイント
特別な治療法やワクチンはありません。こまめな手洗い、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュなどでおおうなどの咳エチケットを心がけましょう。
お問い合わせ
地域保健課感染症対策係
電話 | 03-3463-2416 |
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FAX | 03-5458-4978 |
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