流行性角結膜炎(はやり目)とは
アデノウイルスにより引き起こされる眼感染症です。アデノウイルスは非常に感染力が強く、昔から一般に「はやり目」と呼ばれています。発症はどの季節でも起こりますが、夏に多い傾向があります。年齢による発症の差はあまりなく、どの年齢でも起こります。
症状
1~2週間の潜伏期の後、目の充血やめやに、まぶたが腫れるなどがあります。
片方の目で発症した後、もう一方の目に感染することがあります。
感染経路
ウイルスが付着した手で眼に触れること、ウイルスで汚染されたタオルや洗面器などに触れること、消毒が適切にされていないプールの水などで感染します。
治療
有効な治療薬はありませんが、対症療法として炎症を抑える薬の点眼や細菌の感染を防ぐための抗菌薬の点眼を行うことがあります。
感染症法に基づく報告
流行性角結膜炎は感染症法により「五類定点把握対象疾患」に定められ、都内39か所(全国約700か所)の眼科定点医療機関から毎週報告されています。
流行状況
現在の流行性角結膜炎の流行状況については、流行性角結膜炎の流行状況(外部サイト)ページでご確認ください。
予防のポイント
- こまめな手洗いを心がけましょう。
- タオルや点眼薬の共用は避けるようにしましょう。
- 眼を触ったらすぐに石鹸と流水で手洗いをしましょう。
お問い合わせ
地域保健課感染症対策係
電話 | 03-3463-2416 |
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FAX | 03-5458-4978 |
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