ちがいをちからに変える街。渋谷区

マイポータル
  1. TOP
  2. 健康・福祉
  3. 感染症
  4. 動物由来感染症
  5. 現在のページ

ジカウイルス感染症について

ジカウイルス感染症についての案内ページです。

更新日

2024年1月18日

ジカウイルス感染症は、感染症状は軽いものの、感染後にギラン・バレー症候群を引き起こすことがあります。また、妊娠女性が感染すると小頭症などの胎児の神経系に障害を引き起こすことがあります。中南米、大洋州、東南アジア、アフリカなどで感染の発生が報告されています。

感染経路

主にシマカ属の蚊によって媒介されるウイルスを原因として引き起こされます。感染者との性交渉によっても感染することが確認されています。

症状と治療

症状

通常、軽度の発熱、皮疹、結膜炎、筋痛や関節痛、倦怠感、頭痛などが現れます。通常、これらの症状は2~7日間続きます。ただし、多くの場合は、症状が現れず、感染に気づかないことがあります。

治療

症状に応じて対症療法を行います。一般に入院の必要はありません。

感染から身を守るために

媒介する蚊に対する予防

最善の予防方法は、蚊に刺されることから身を守ることです。できるだけ体の多くの部分を覆う(できれば明るい色の)服を着る、蚊帳を使う、虫除け剤を使うなどの基本的な防蚊対策が必要です。

性交渉に伴う感染に対する予防

少なくとも帰国後6か月は性交渉を控えるか、安全を期す必要があります。それ以上に注意が必要となることもあります。

妊婦および妊娠の可能性のある人へ

妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症などの先天性障害をもたらす可能性があることから、妊婦および妊娠の可能性のある方は流行地域への渡航を控えた方が良いとされています。やむを得ず渡航する場合は、特に蚊に刺されないように注意してください。

流行地域に渡航される人へ(渡航中の注意事項)

流行地域では、長袖、長ズボンの着用や定期的に蚊の忌避剤(虫よけスプレーなど)を使用するなどして、蚊に刺されないように注意してください。

お問い合わせ

地域保健課感染症対策係

電話

03-3463-2416

FAX

03-5458-4978