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中東呼吸器症候群(MERS)について

中東呼吸器症候群(MERS)についての案内ページです。

更新日

2024年1月18日

中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて報告された新しい種類のコロナウイルス(MERS-CoV)によって起こるウイルス性呼吸器疾患です。

感染経路

ヒト以外とヒトとの感染

動物からヒトへの感染経路は十分には解っていません。しかし、ラクダがMERS-CoVの主要な保有宿主で、尿、肉からはヒトへのMERS感染の動物感染源となっている可能性があります。

ヒトからヒトへの感染

飛沫によって人から人へ感染します。ヒト-ヒト感染する可能性が高いと思われる医療施設で、患者が集団発生しています。しかし、これまでのところ、持続的な地域社会での集団感染は報告されていません。

症状と治療

症状

感染してから2~14日後に、呼吸器症状(発熱、咳、息切れや呼吸困難など)を引き起こします。感染しても症状が出ない場合もあります。

治療

特別な治療方法やワクチンはなく、症状を軽くするための対症療法が行われます。合併症の治療も平行して行われます。

感染から身を守るために

  • 手洗いなど一般的な衛生対策を心がける
  • 流行地では、ヒトコブラクダなどの動物との接触をできる限り避ける
  • 未殺菌のラクダの乳など加熱不十分な食品を避ける

お問い合わせ

地域保健課感染症対策係

電話

03-3463-2416

FAX

03-5458-4978