令和6年10月から令和7年3月までに実施された新型コロナ定期予防接種において、期限切れのワクチンを誤って接種した事案がございました。
期限切れのワクチンを接種された人々には、実施医療機関から個別に連絡を取り、健康状態の確認などを行っております。
区民の皆様、関係者の皆様に多大なるご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
なお、現時点において、当該定期予防接種にかかわる健康被害などの報告は届いておりません。

概要

誤接種のあった医療機関数

12医療機関

期限切れワクチン被接種者数

17人

経緯

令和7年5月16日

他区よりコロナワクチン定期接種において、有効期限を過ぎたワクチンが使用されたとの情報提供を受け、本区においても同様の事例がないか医療機関より提出された予診票控えの接種情報を精査したところ、有効期限切れのワクチンが使用された可能性のある事案が含まれていることを把握した。

令和7年5月22日

誤接種のあった医療機関へ連絡し、医療機関から対象者へ説明および謝罪、予防接種の間違い報告書の提出、接種体制の見直しを行うよう依頼した。

令和7年6年9日

最終的に、医療機関12か所より報告書を受理し、17人に対して有効期限切れのワクチンを接種した事実があったことが判明した。区は、本件について関係機関に報告するなど再発防止に向けた対応を進めている。

再発防止策

区は、対象の医療機関に対して接種ワクチンの有効期限の確認を徹底するように指導した。
今後、同様の事例が起こらないよう、区内の医療機関に情報提供し、安全な接種体制を確保し、再発防止に努める。