旧第二美竹分庁舎の閉鎖および美竹公園利用禁止に伴う仮囲いの設置について(これまでの経緯)

  • 更新日:
    令和4年10月28日

【問い合わせ:ステップアップ事業に関すること】まちづくり第三課(電話:03-3463-2628)
【問い合わせ:公園に関すること】公園課(電話:03-3463-2888)

令和4年10月25日、「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」の準備のため、渋谷区旧第二美竹分庁舎の閉鎖および区立美竹公園の利用禁止を行い、仮囲いを設置いたしました。
渋谷区では、これまでも公園で生活をする人に対しては福祉的アプローチを行ってまいりましたが、25日は福祉事務所を通じて3名のかたにシェルター(区が借り上げている民間アパート)を案内し、2名がアパートでの生活を始めております。28日時点では、公園内に4名のかたが起居されておりますが、引き続き福祉的アプローチを行ってまいります。
 
今回の工事は、旧第二美竹分庁舎の閉鎖および美竹公園利用禁止に伴う仮囲いの設置を行うものです。
旧第二美竹分庁舎は新型コロナワクチン接種会場としての利用が終了し、かねてより近隣の皆さまからも防犯上のご心配をいただいていたことから、施設の適切な管理および防犯上の観点から閉鎖することとしました。
美竹公園では、隣接地と一体で行う再開発の中で公園再整備を実施する予定で、本工事の着手に先立ち、準備作業・準備工事を実施する必要がありますが、この間、公園を安全に利用できなくなることから、公園管理者の判断により利用禁止としたものです。

25日の仮囲い設置の際には公園に4名のかたがいらっしゃいましたので、丁寧にお声かけをさせていただきました。そのうち、3名のかたには、福祉事務所を通じてシェルター(区が借り上げている民間アパート)をご案内し、現在は2名がアパートでの生活を始めております。
公園に残られたお一人にもお声かけをし、ご本人に外に出ていけることを丁寧にお話しするとともに、周辺のトイレを利用することも可能であることをご説明しました。継続してお話しをさせていただきましたが、ご本人のご意思でとどまっていらっしゃる状況です。区としては、引き続き、お声かけをさせていただきながら、サポートを継続していきたいと考えております。

路上生活者に対する誹謗中傷は、断じて許されるべきことではありませんし、このたびの公園の利用禁止は、公園内にいる方々を排除することを目的としたものではございません。

また、25日には、路上生活者の社会復帰を目的とするのではなく、公共スペースに起居させることを目的として活動している団体が、警備の制止を振り切り、閉鎖した公園内に侵入しました。この方々に対しても引き続き公園内から出ていただけるよう誘導しておりますが、28日現在いまだに公園内にとどまっていらっしゃる状況です。この団体とはこれまで、10年以上にわたり話し合いを継続してまいりましたが、一方的な要求を繰り返され、歩み寄っていただくことができず、建設的な話し合いには残念ながら至っておりません。

そのような中、区としては、冬を目前にして気温が低くなり公園内での生活に支障があることを深く憂慮し、10月28日に福祉的支援を申し入れる内容の手紙を改めて持参し、その際に公園内で起居されていた4名のかたにお声かけをして、2名に手紙をお渡しいたしました。区では引き続き、福祉的アプローチを行ってまいります。

なお、区では、長期化・高齢化した路上生活者を対象に、住まいの確保を優先し、地域生活への移行を支援するハウジングファースト事業を、平成28年度から実施しております。これは、渋谷区独自事業であり、住まいを提供するだけでなく、その後の生活支援までを行っているものです。これまでの取組実績としては、巡回相談で延べ2,581人にお声かけし、シェルターに入居した方は88人、アパートに入居し地域生活に移行した方は62人となっております。(平成28年度から令和3年度までの実績)
さらに、就労し自立を目指す路上生活者には、都区共同で実施している路上生活者対策事業も併せて活用しております。 

区では今後も引き続き、路上生活者に対して福祉的アプローチを行い、地域生活に移行するための支援に取り組んでまいります。