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AIカメラを用いた路上喫煙対策(実証実験)

更新日

2026年3月27日

渋谷区は、「渋谷区公共喫煙所におけるAIカメラ防犯対策に関する共同実験協定書」に基づき、NTT東日本株式会社東京南支店および株式会社SDクリエーションと連携し、路上喫煙対策を視野に、代々木駅東口喫煙所をフィールドとしたカメラ映像と行動検知AI、音声発報による技術実証を実施しました。

背景

渋谷区では、「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」に基づき、区内全域において、屋外公共の場所での喫煙を禁止し、巡回員による違反者への指導・過料徴収を実施しています。
しかしながら、路上喫煙が行われる「ホットスポット」が広範囲に散在し、人手による巡回のみでは十分に対処しきれていないのが現状です。

目的

本実証は、カメラがとらえた利用者の滞留をAIが「喫煙行動」と見なし、それをトリガーに音声を自動発報する一連の技術連携が所期要件内で動作するか、ならびに現場環境における動作条件(設置条件・照度・通信環境など)を確認することを主目的としました。
あわせて、渋谷区周辺における路上喫煙の抑止、まちの美化と環境の維持、受動喫煙の防止、迷惑行為の抑制に資する施策の検討に向けた前提条件となる技術確認として位置づけています。

実証概要

実証シールド

代々木駅東口喫煙所

実施内容

公共喫煙所内にカメラとスピーカーを設置し、AIの滞留検知をトリガーとして音声を自動発報できるかを検証しました。

検証観点

1.検知の安定性/2.発報までの遅延/3.誤検知・過検知の割合/4.可聴性・現場条件の影響/(参考)5.運用適用可能性の確認

実施期間

令和8年2月5日から令和8年3月5日まで

実証で得られた主な結果(要旨)

本実証の結果、以下の知見が得られました。

  1. 【技術面】カメラで撮影した、利用者の同じ位置での一定時間の滞留をAIで検知し、運用上、喫煙行動の可能性がある状態として判定、システム連携したスピーカーから自動音声(「いつもご利用いただきありがとうございます」など)を発報しました。
  2. 【動作条件】照度・視認性・通信状況などによる行動検知への影響と発報音声の可聴性を現地で評価。AI解析に適したカメラ設定の条件と、誤検知・過検知の要因を把握しました。
  3. 【適用可能性】滞留検知をトリガーとする音声発報を、「喫煙行動」に対する自律的な注意喚起に応用することの可能性を確認しました。(効果を保証するものではありません)

(注)本実証において、個人の特定や喫煙行為そのものを識別する画像解析は行っておりません。

役割

渋谷区:実証フィールド提供、関係機関連携
NTT東日本:カメラ・スピーカー・AI・音声連携システムの提供・設置・運用、データ収集・分析
株式会社SDクリエーション:喫煙所の管理運営、現場協力

今後の取り組み

路上喫煙のホットスポットにおいて、必要条件を整えたうえで当該システムを運用することで、巡回員の現地到着前でも、路上喫煙者への音声による自律的な注意喚起に貢献しうる可能性を検討します。

お問い合わせ

環境整備課きれいなまちづくり係