石綿含有仕上塗材除去等の届出について

  • 更新日:
    令和2年4月1日

【問い合わせ】環境整備課公害指導係(電話:03-3463-2750)

解体や改修工事などに伴い、アスベスト含有建材を除去する場合、建材の種類によっては区への届出が必要です。過去に建物に内外装に用いられた建築用仕上塗材(リシン、スタッコ等)は、アスベストを含有している場合があります。
これらの石綿含有仕上塗材を除去、補修等する際にはこれまで届出が必要ありませんでしたが、平成29年5月30日付で環境省から次の通知が発出され、特定粉じん排出等作業の実施の届出が必要となりました。
石綿含有仕上塗材の除去等作業における石綿飛散防止対策について(環境省通知)(PDF161KB)

吹付け施工(レベル1)の塗装仕上材除去工法例

環境省の通知の中では、以下の工法を「大気汚染防止法施行規則第16条の4別表第7に掲げる作業基準と同等以上の効果を有する措置」としています。なお、大気汚染防止法、環境確保条例に基づく届出は必要になります。
 ・集じん装置併用手工具ケレン工法
・集じん装置付き高圧水洗工法(15MPa以下、30~50MPa程度)
・集じん装置付き超高圧水洗工法(100MPa以上)
・超音波ケレン工法(HEPAフィルター付き掃除機併用)
・剥離剤併用手工具ケレン工法
・剥離剤併用高圧水洗工法(30~50MPa程度)
・剥離剤併用超高圧水洗工法(100MPa以上)
・剥離剤併用超音波ケレン工法
・集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法
 
装置の使用方法や剥離剤の適用の可否等に精通している者が、次の事項などにも留意して、現場の状況等に応じた粉じん飛散防止対策を適切に実施してください。
・作業区画や立入禁止範囲を明確に定め、石綿くずや石綿を含有する飛沫の飛散等を防止するために、作業区画の床面及び壁面に(必要に応じて天井にも)プラスチックシート等による養生を行ってください。特に、集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法では、壁面の凹凸の影響や工具の取扱いによって作業中に粉じんが飛散するおそれがあるため、作業区画の全周囲(天井、床、横)を隙間なく養生してください。(負圧は必要ありません)
・除去に水を使用する場合には、除去した建築材料と共にコンクリート固化して処理するなど外部に流出しないような措置を講じるか、凝集沈殿処理やフィルタろ過処理等で石綿を除去した上で排水してください。
・剥離剤を使用する工法では、ジクロロメタン等の有害性の高い化学物質を使用しないよう、薬剤の選択には十分留意してください。
 

下地調整塗材

下地調整塗材については、原則吹付け施工ではないとして届出の必要はありません。ただし、設計図書等から吹付け施工とされた蓋然性が高いと考えられる場合は、吹付け施工として取扱ってください。
なお、建築用仕上塗材及びその下地調整塗材について、いずれか一方が吹付け施工の材料であり、もう一方が吹付け以外のものである場合において、石綿が使用されている箇所がいずれの材料か判別できないときは、「吹き付けられた石綿等」に該当するものとして、届出の対象になります。
 

アンカー打ち

吹付け施工の石綿仕上塗材の壁に足場用等のアンカー打ちで穴をあける場合も穴の大小にかかわらず届出が必要です。工法としては集じん装置付ドリル(穿孔)工法などがあります。