北朝鮮による地下核実験に抗議する決議

 北朝鮮は、10月9日、「地下核実験を実施した」と発表した。また、当日、午前10時35分頃、我が国においても通常の波形とは異なる人工的な地震に特有な地震波を探知したところである。
 北朝鮮による地下核実験は、我が国のみならず東アジア及び国際社会の平和と安全に対する重大な脅威である。これは核兵器不拡散条約(NPT)体制に対する重大な挑戦であり、また、日朝平壌宣言や6カ国協議の共同声明のみならず、国連安保理決議1695及び10月7日の安保理議長声明にも違反するものである。
 さらに、北朝鮮が大量破壊兵器の運搬手段となり得る弾道ミサイル能力の増強をしていることと併せ考えれば、深刻な問題であり、極めて憂慮すべきものである。これは、我が国の安全に対する重大な挑戦であり、断じて容認できない。
 よって、渋谷区議会は、北朝鮮に対し、すべての核兵器及び既存の核計画の放棄、並びに6カ国協議の共同声明の完全な実施を強く要求し、日本政府に対して、環境面への影響の有無について十分な調査と対応を求めるものである。ここに改めて、今回の北朝鮮による地下核実験の強行実施を非難し、断固抗議するものである。
 右、決議する。

平成18年10月13日
渋谷区議会