第31回オリンピック競技大会の東京招致に関する決議

 オリンピックは、スポーツを通じて世界平和の実現に大きく貢献する、世界最大のスポーツ・文化の祭典である。
 1964年の第18回オリンピック東京大会は、わが国の戦後復興の象徴として開催され、多くの国民に感動と自信を与え、生まれ変わった東京、そして日本の姿を世界にアピールした。
 これを機に、東京は更なる発展を続け、政治、経済、文化が高密度に集積する世界に類を見ない大都市となった。
 本区も、渋谷公会堂を初め国立代々木競技場や選手村などが主会場となり、区民を挙げて協力し、その後の飛躍的な発展を遂げる機会ともなった。
 その後、半世紀近くを経て、大都市東京において、オリンピックを開催することは、世界平和を希求する強い意志を世界にアピールするとともに、これまで培ってきた独自の伝統・文化や先端的な技術・産業を世界に発信し、環境にやさしい成熟した都市東京の姿を全世界に示す機会となる。
 渋谷区には、東京オリンピック開催時の競技施設や緑豊かな街並みがあり、交通の利便性にすぐれ、魅力的な商業施設を有しているなど、オリンピック開催に貢献できる要素がある。
 次期オリンピック競技大会が、代々木公園を初めとした緑豊かな渋谷区の環境を守り、環境の世紀にふさわしい大会を目指すことになれば、自然と調和した渋谷の街や、各国の競技者が集う大会を通して「平和・国際都市」渋谷の姿を広く世界にアピールする好機ともなる。
 よって、渋谷区議会は、渋谷区民、都民の共通の願いである2016年開催の第31回オリンピック競技大会の東京招致を求めるものである。
 右、決議する。

平成18年3月31日
渋谷区議会