デフリンピックの東京開催を求める意見書

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、昨年様々な困難を乗り越え開催され、選手たちの活躍は、多くの人々に感動と希望をもたらした。
 そして、現在国内では、令和7年に開催される聴覚障がい者の国際スポーツ大会デフリンピックの日本開催招致に向けた取り組みが進められている。
 デフリンピックの開催は、聴覚障がい者への理解及び手話の普及を推進しうるものであり、渋谷区が令和3年4月に施行した「渋谷区手話言語への理解の促進及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関する条例」の趣旨である「全ての区民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する地域社会の実現に寄与」するものである。
 加えて、障がい者スポーツへの感心が高まり、新たにスポーツに取り組む障がい者が増えていくことは、障がい者の社会参加の促進にも繋がり、渋谷区が取り組む多様性を尊重する社会の推進においても重要な意義を持つと考える。
 日本で初めてとなるデフリンピックの開催地には、東京2020大会のレガシーの活用、様々なスポーツの国際大会開催の実績などを鑑み、東京都が最適である。
 よって、渋谷区議会は東京都に対し、令和7年のデフリンピックの東京招致を強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

令和4年3月25日
渋谷区議会議長名
東京都知事 あて