ろ堂相木造340343 れきだいちんそうが つけたり ぜつざんそうしんぞうそうちんれきだいちんそうが つけたり しじゅんおしょうぞういちぼくづくり香林院茶室 所在地 広尾五丁目1-21 臨済宗・瑞泉山 香林院 本茶室建築は仰木魯(本名:仰木敬一郎、1863-1941年)が大正8年に自らの茶室として設計施工したものです。香林院の茶室は、明治、大正、昭和戦前期、近代の財界人による茶の盛行に深く関わり、また茶人としても高い評価を受けていた魯堂の作品として、極めて貴重な文化財です。歴代頂相画12幅 附 絶山宗信像(模本)1幅 所在地 広尾五丁目1-21 臨済宗・瑞泉山 香林院 「頂」は高僧の頂(頭部)の相ぼうという意味で、一般に 「頂相」は高僧の頂(頭部)の相ぼうという意味で、一般にはは禅宗の肖像を指します。禅宗では師の教えを受け継ぐ際の証禅宗の肖像を指します。禅宗では師の教えを受け継ぐ際の証明として与えられました。臨済宗大徳寺派に属する香林院の頂相明として与えられました。臨済宗大徳寺派に属する当院の頂相画は、近世の作例ながら、開山の絶山宗信以降、12世の洞明宗画は、近世の作例ながら、開山の絶山宗信以降、12世の洞明宗仙まで、18世紀初頭から20世紀半ばまでの像が揃い注目され仙まで、18世紀初頭から20世紀半ばまでの像が揃い注目されます。保存状態も良く、近世禅宗絵画史上のみならず、その資ます。保存状態も良く、近世禅宗絵画史上のみならず、その資料的価値も高く貴重です。料的価値も高く貴重です。〈区指定有形文化財 平成17年3月24日指定〉〈区指定有形文化財 平成17 年3 月24 日指定〉〈区指定有形文化財 平成17年3月24日指定〉どう歴代頂相画15幅 附 子順和尚像1幅 所在地 広尾五丁目1-21 臨済宗・瑞泉山 霊泉院(非公開) 香林院の作例と同様、禅宗の肖像である頂相の一群です。当 香林院の作例と同様、禅宗の肖像である頂相の一群です。霊院の頂相画は、開山の徳峯宗古以降14世の廉洲宗貞までのす泉院の頂相画は、開山の徳峯宗古以降14世の廉洲宗貞までのべてが揃っています。このうち、開山の頂相が2幅あり、貞亨3すべてが揃っています。このうち、開山の頂相が2幅あり、貞年(1686)制作の像が壮年の姿を描き、宝永2年(1705)制作亨3年(1686)制作の像が壮年の姿を描き、宝永2年(1705)の像が晩年の姿を表しているのは興味深いものです。保存状態制作の像が晩年の姿を表しているのは興味深いものです。保存状態も良く、近世禅宗絵画史上のみならず、その資料的価値もも良く、近世禅宗絵画史上のみならず、その資料的価値も高く高く貴重です。 〈区指定有形文化財 平成17年3 月24 日指定〉貴重です。 〈区指定有形文化財 平成17年3月24日指定〉木造十一面観音立像 所在地 広尾五丁目1-21 臨済宗・瑞泉山 霊泉院(非公開) 本像は、頭頂部から両腕を含め足先までを針葉樹の一材から彫りだした一の観音像です。頭部には、数か所の埋木の痕跡があり、造られた当初は十一面観音像であったことがわかります。平安期の作風を踏襲する鎌倉末期の作例と考えられます。このように、構造・表現とも古様な観音像が禅宗寺院である霊泉院の本尊として伝来し、当区に残ることは貴重です。〈区指定有形文化財 平成17年3月24日指定〉
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