338341 お え ど ず せつしゅうらんし ほんちゃくしょくひ かわだいみょうじんならびほうせんじ えん ぎ えけんじゃぐうじんよしよし能能きき企企かずかず員員『御江戸図説集覧』等 版木 所在地 東二丁目9-1 公益社団法人 温故学会 『御江戸図説集覧』を始めとする、江戸図、刀剣、絵画、易学、漢字学等に関するもの20点の版木1,094枚です。各分野の第一人者が江戸・明治・大正時代に編纂し、当代一流の版木師が彫刻したものです。版木はすべて木質の堅い桜材で、両面に文字や絵図が彫り込まれています。刷るときは、版木に墨を塗って染み込ませ、その上に和紙をのせ、バレンで万遍なく圧力をかけて仕上げます。日本の印刷文化を伝えてきた貴重な文化財です。絵馬 「代々木八幡縁起絵」 所在地 代々木五丁目1-1 代々木八幡宮ひひ源頼家の外戚比の家来の家来 代々木八幡宮の社伝によると、源頼家の重臣比荒井外智明は、頼家が伊豆で殺害された後に名を宗友と改めて代々木にひきこもり、建暦2年(1212)夢の中で大神から宝珠のような鏡を授かったので、源氏の守り神である鶴岡八幡宮の分霊をまつり、小祠を建てたのが代々木八幡宮の創建といわれています。この絵馬は、その経過を表現したもので、天保12年(1841)に奉納されたものです。〈区指定有形民俗文化財 平成4年10月1日指定〉〈区指定有形文化財 平成4年10月1日指定〉紙本著色氷川大明神并宝泉寺縁起絵 所在地 東二丁目5-6 渋谷氷川神社(非公開) 渋谷氷川神社に代々伝えられてきたこの縁起絵巻は、かつての下渋谷村・下豊沢村の鎮守であった氷川神社と、その別当寺であった宝泉寺の縁起を記したものです。慶長10年(1605)9月賢と書かれてあって、都内の史料としても最古に属し、その絵には桃山美術の影響がみられます。また、氷川神社は区内最古に属する神社といわれており、地域関係の史料としての価値も高いものと思われます。絵馬 伝「神功皇后之図」 所在地 代々木五丁目1-1 代々木八幡宮皇后に関する神話の絵馬と伝えられ、神功皇后とその乳 神飲み子(後の応神天皇)、従臣の武が描かれています。一般にみられる作例と異なり、背景の表現は少なく、人物を主体とした構成と力強く勢いのある作風は、その彩色とともに明らかに芝居絵と共通しています。天保11年(1840)に奉納され ました。大きさは縦139cm×横194cmですが、このような大絵馬が江戸郊外であった代々木に存在していたのは珍しいことです。〈区指定有形民俗文化財 平成4年10月1日指定〉者実円謹誌し功内宿禰ねきげ記じつえんきんたけの〈区指定有形文化財 昭和55年1月10日指定〉縦125cmすくうちの
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