渋カツナビ2025

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11気を使わない場所。縁側と陽だまり。縁側のように、なにもしなくてもそこにいていい。陽だまりのように、そこに人がたまっていて、そこにいくとだれかに会える。この場所を大事にしたいって思えるところは、その人の居場所なんじゃないかな。一番心地良いのは、やっぱり植物と向き合っている時。癒されるというか、無になれるから。緊張しないでいられるところ。不安ばかりの時に、ちょっと相談できる人がいる。そういうところがあるだけで、とても安心する。ふらっと行っても、久しぶりに行っても、同じ態度で受け入れてもらえると、ここにいていいんだって感じる。「今日、ちょっとケーキ焼いたからうちに来ない？」とか「コーヒー飲まない？」とか、そういうことも全部、居場所だから。強さと優しさかな。だれかがなにかができなくてもいい。それを補ってくれる人たちがそこにいれば。社会的な役割を押しつけられないところ。自分のままでいられるところ。自分を自由に表現できるところ。