○渋谷区文化芸術振興基本条例

平成一七年三月三一日

条例第二七号

(目的)

第一条 この条例は、区における文化芸術の振興についての基本理念を定め、文化芸術の振興に関する施策の基本となる事項を明らかにすることにより、区と区民が相互に連携協力を図り、地域での文化芸術を振興するとともに、伝統文化を継承し、心豊かな区民生活の向上に寄与することを目的とする。

(基本理念)

第二条 文化芸術の振興に当たっては、区と区民が連携協力し、多種多様な文化芸術の保護、発展を通して、新しい区民文化を創造するとともに、豊かな地域社会の形成を図るものとする。

2 文化芸術の振興に当たっては、次代を担う子どもたちの情操のかん養、地域に根ざした伝統ある文化芸術の継承、新たな文化芸術の創造に携わる、区の文化を担う人材の育成を図るものとする。

(施策の総合的推進)

第三条 区は、基本理念に従い、多様な文化芸術振興施策を総合的に策定し、計画的に推進するものとする。

(区民の文化芸術活動の推進)

第四条 区は、あらゆる区民が文化芸術に身近に親しみ、積極的に文化芸術活動に参加できるよう、優れた文化芸術の鑑賞、団体相互の交流、練習や活動成果の発表の場の整備と機会の提供、区民の文化芸術活動への助成その他必要な施策を推進するものとする。

(地域文化・伝統文化伝承の推進)

第五条 区は、地域の文化や伝統文化の伝承、次世代への継承及び文化財等の保全と活用を促すために必要な施策を推進するものとする。

(文化芸術活動を通じた国際交流の促進)

第六条 区は、国内外における文化芸術活動を通じた相互の交流を促進し、相互の理解を深め、平和な国際社会の形成に寄与し得るよう必要な施策を推進するものとする。

(子どもたちのための文化芸術の充実)

第七条 区は、次代を担う子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、創造的文化の担い手となるよう、優れた文化芸術に触れ、多様な文化活動を行う機会の提供、学校内外における文化芸術活動の充実その他必要な施策を推進するものとする。

(文化芸術振興推進協議会の設置)

第八条 文化芸術の振興に関する基本的な事項について調査検討し、提言するため、区長の附属機関として渋谷区文化芸術振興推進協議会(以下「協議会」という。)を設置する。

(一部改正…二〇年二三号)

(他の条例との関係)

第九条 文化芸術の振興に関する事項でこの条例に規定されていない事項については、渋谷区立松涛美術館条例(昭和五十五年渋谷区条例第三十二号)渋谷区郷土博物館・文学館条例(平成十七年渋谷区条例第二十八号)その他条例によるものとする。

(委任)

第十条 協議会の組織その他この条例の施行について必要な事項は、区規則で定める。

(一部改正…二〇年二三号)

附 則

1 この条例は、公布の日から施行する。

2 この条例の施行の日から渋谷区郷土博物館・文学館条例が施行されるまでの間、第九条の適用については、同条中「渋谷区郷土博物館・文学館条例(平成十七年渋谷区条例第二十八号)」とあるのは、「渋谷区立白根記念郷土文化館条例(昭和五十年渋谷区条例第四十一号)」と読み替えるものとする。

附 則(平成二〇年条例第二三号)

この条例は、平成二十年四月一日から施行する。

渋谷区文化芸術振興基本条例

平成17年3月31日 条例第27号

(平成20年4月1日施行)