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【更新日】平成29年3月10日

渋谷区ラブホテル建築規制条例 一部改正【施行期日:平成28年10月1日】

【問い合わせ】安全対策課安全対策主査(電話:03-3463-1598)

渋谷区では、安全・安心のまちづくりの推進及び、良好な生活環境と教育環境の向上を図ることを目的として、平成18年6月に「渋谷区ラブホテル建築規制条例」を制定しました。
条例施行から10年、厳しい規制により新規のラブホテル建築を抑制してきましたが、その一方で一般のホテルの建築も困難となる面がありました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を前に、区内のホテルの客室数が不足していることもあり、従来のラブホテル建築については厳格化を図りつつ、一般ホテルの建築について一部規制を緩和することとしたものです。

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条例の概要 | 区長の同意が必要な建物(「ホテル等」) | 申請手続などの流れ  | 建築計画概要の表示 | 説明会の開催 | 同意申請書の提出  | 同意の要件 | ラブホテルの定義 | 同意申請の審査  | 同意通知書・不同意通知書の交付 | 同意申請書の閲覧 | 立入検査  | 改善勧告・中止命令・使用禁止命令

条例の概要

区内全域でホテル等を建築する場合は、次のいずれの手続きを開始するより前に、区長に対して同意申請書を提出し、同意を得ることが 必要となります。「渋谷区ホテル等建築審議会」の意見を聞いた上で、建物がラブホテルに該当するとみなされた場合は不同意となり、建築することができなくなります。

  • 旅館業法第3条第1項に規定による許可申請
  • 建築基準法第6条第1項(同法第87条第1項において準用する場合を含む)の規定による確認の申請又は同法第6条の2第1項の規定による確認の申請
  • 都市計画法(昭和43年法律第100号)第29条、第32条、第43条第1項、第53条第1項及び第65条第1項の規定による許可等の申請又は協議の申出
  • 渋谷区中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例(昭和54年渋谷区条例第15号)第5条第1項の規定による標識の設置
  • その他区長が特に必要があると認めて指定するもの

区長の同意が必要な建物(「ホテル等」)

渋谷区ラブホテル建築規制条例において、区長の同意が必要となる建物(略称「ホテル等」)は、次のとおりです。

旅館業法第2条第2項に規定する「ホテル営業」のための施設

「ホテル営業」とは、洋式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、簡易宿所営業及び下宿営業以外のものです。

旅館業法第2条第3項に規定する「旅館営業」のための施設

「旅館営業」とは、和式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、簡易宿所営業及び下宿営業以外のものです。

旅館業法第2条第4項に規定する「簡易宿所営業」のための施設

「簡易宿所営業」とは、宿泊する場所を多数人で共用する構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、下宿営業以外のものです。ただし、施設全体がシングルカプセル形態の簡易宿所営業を除きます。

申請手続などの流れ

ホテル等建築物に関する申請手続き等の流れ

建築計画概要の表示

建築主は、同意申請書を提出する10日前から同意通知書・不同意通知書の交付があるまで、当該ホテル等の計画について敷地内での表示が必要となります。敷地内の見やすい場所に、「ホテル等建築・変更計画概要」(区ラブホテル建築規制条例施行規則、別記第4号様式)を表示してください。

ホテル等建築・変更計画概要(PDF 82KB)

ホテル等建築・変更計画概要の設置場所

ホテル等建築・変更計画概要は、建築敷地の道路および一般の交通の用に供されている通路(以下、「道路等」といいます。)に接する部分(建築敷地が2以上の道路等に接するときは、それぞれの道路等に接する部分)に地面からホテル等建築・変更計画概要の下端までの高さがおおむね1メートルとなるよう見やすい位置に設置してください。

説明会の開催

建築主は、当該ホテル等の計画について、その敷地から周囲200メートル以内の住民に対して説明会の開催が必要となります。
「ホテル等建築・変更計画説明会開催結果報告書」(区ラブホテル建築規制条例施行規則、別記第5号様式)を同意申請書の 添付書類(13番)として提出してください。

同意申請書の提出

「ホテル等建築・変更計画概要」を10日間以上表示した後、必要書類を添付して提出してください。

提出場所

区役所仮庁舎第一庁舎西棟3階安全対策課

申請用紙(区ラブホテル建築規制条例施行規則、別記第1号様式)

ホテル等建築同意申請書(PDF 100KB)

   

(注)各項目に、記載漏れ・チェック漏れがないか確認してください    
(注)添付図書は、兼ねている書類にもチェックを付けてください    
(注)案内図は、別紙としてもかまいません

提出内訳・部数

正本1通、副本1通、写し9通(それぞれに添付書類1番〜13番)

(注)提出部数11通のうち、正本1通・副本1通には朱肉押印が必要です
(注)提出書類は、ホテル等建築同意申請書を一番上にして、添付書類は1番〜13番の順に綴ってください
(注)図面はA3サイズで、提出はA4サイズに折りそろえてください

申請書に添付する書類

添付書類
番号 書類名 必要な記載事項
1 付近見取図 方位、道路及び目標となる地物
2 建築物用途別周囲現況図 届出に係る建築物の敷地境界線から半径200メートル以内にある建築物の用途(用途別に色分け)及び配置状況
3 配置図 縮尺、方位、敷地の境界線、敷地内における建築物の位置及び用途、届出に係る建築物と他の建築物との別、緑化の状況並びに敷地に接する道路の位置及び幅員
4 各階平面図 縮尺、方位、間取り、各室の用途及び面積
5 客室平面詳細図 縮尺、方位、間取り、各室の用途及び面積並びに主要部分の寸法
6 立面図 縮尺、高さ及び開口部の位置
7 断面図 縮尺、建築物の床の高さ、各階の天井の高さ、軒の高さ、全体の高さ並びに軒及びひさしの出
8 完成予想図 外観の意匠及び色彩
9 屋外広告物関係図 意匠、形態及び色彩
10 各室内仕上げ表 各室内の仕上げ及び色彩
11 外部仕上げ表 外壁及び屋根の仕上げ及び色彩
12 現況写真 敷地の現況がわかるよう敷地の周囲から撮影した写真及びホテル等建築・変更計画概要標識を設置している状況を撮影した写真
13 ホテル等建築計画説明会開催結果報告書 ホテル等建築・変更計画説明会開催結果報告書(PDF 55KB)

注意事項

  • 提出書類は、4各階平面図、5各室平面詳細図のみ兼ねることができます。
  • 提出書類ごとの必要記載事項(縮尺、方位、面積、敷地境界線、色彩、意匠、高さ、寸法など)は、漏れなく記載してください。
  • 2建築物用途別周囲現況図は、用途別に専用住宅・共同住宅・店舗・事務所・その他の5種類に色分けしてください(色の指定はありません)。
  • 4各階平面図・5各室平面詳細図の面積は、「u」で記載してください(小数点以下第2位まで)。間取りごとの「u」のほか、居室のみの「u」 も必要です。
  • 12現況写真は、計画概要標識の記載内容が認識できる写真も提出してください。

同意の要件

同意を得るには、次の(1)及び(2)の要件をいずれも満たすことが必要です。

(1)ラブホテルに該当しない

ラブホテルの定義 をご覧ください。

(2)建築敷地が次の区域外である

  • 建築基準法で定める
    • 第1種低層住居専用地域
    • 第2種低層住居専用地域
    • 第1種中高層住居専用地域
    • 第2種中高層住居専用地域
  • 東京都文教地区建築条例で定める
    • 第1種文教地区
    • 第2種文教地区

ラブホテルの定義

ホテル等のうち、次のいずれかに該当すると、ラブホテルとなります。

  1. もっぱら異性を同伴する客の利用に供する施設で、別表第一のいずれか1つでも該当するもの。
  2. 別表第二の施設、構造及び設備のいずれか1つでも充たしていないもの。
別表第一:以下の7項目のいずれか1つでも該当すると、ラブホテルとなります。
番号 施設
1 ホテル等の外周に、又は外部から見通すことができる当該ホテル等の内部に、休憩の料金の表示その他の当該ホテル等を休憩のために利用することができる旨の表示がある施設
2 ホテル等の出入口又はこれに近接する場所に目隠しその他当該ホテル等に出入りする者を外部から見えにくくするための設備が設けられている施
3 客が従業者と面接しないで機械その他の設備を操作することによってその利用する客室の鍵の交付を受け、従業者と面接しないでその利用する客室に入ることができる施設
4 宿泊の料金の受払いをするための機械その他の設備により客が従業者と面接しないで当該料金を支払うことができる施設
5 客の使用する自動車の車庫(天井(天井のない場合にあっては、屋根)及び二以上の側壁(ついたて、カーテンその他これらに類するものを含む。)を有するものに限るものとし、二以上の自動車を収容することができる車庫にあっては、その客の自動車の駐車の用に供する区画された車庫の部分をいう。以下同じ。)が通常その客の利用に供される客室に接続する構造を有する施設
6 客の使用する自動車の車庫が通常その客の利用に供される客室に近接して設けられ、当該客室が当該車庫に面する外壁面又は当該外壁面に隣接する外壁面に出入口を有する構造を有する施設
7 客が利用する客室がその客の使用する自動車の車庫と当該客室との通路に主として用いられる廊下、階段その他のホテル等に通ずる出入口を有する構造(前号に該当するものを除く。)を有する施設
別表第二:以下の11項目のうち、いずれか1つでも充たしていないと、ラブホテルとなります。
番号 施設・構造及び設備
1 営業時間中に自由に出入りすることができ、フロント及びロビーを見通すことができる玄関
2 カーテンその他の見通しを遮ることができる物の取付けにより客との面接を妨げるおそれのない受付、応接の用に供する帳場又はフロント(以下「フロント等」という。)
3 自由に利用することができるロビー、応接室、談話室等の施設(以下「ロビー等」という。)
4 食堂、レストラン又は喫茶室及びこれらに付随する厨房、配膳室等の施設(以下「食堂等」という。)
5 会議、催物、宴会等に使用することができる会議室、集会室、大広間等の施設(以下「会議室等」という。)
6 フロント等から各客室に通じる共用の廊下、階段、昇降機等の施設で、宿泊又は休憩のために客室を利用する者が通常使用する構造
7 ユニットバス(バスと便所が製造工場で一体成型されたものをいう)を備えた18平方メートル以下の一人部屋の床面積の合計が、全客室の床面積の合計の3分の1以上である構造
8 ダブルベッド(幅1.4メートル以上のものをいう。)を備えた客室の数が総客室数の5分の1以下である構造
9 客室の外部に面する窓ガラスが透明ガラスであり自然光を遮蔽するフィルム等が貼りつけていない構造
10 客の性的感情を刺激しない清楚な内装、照明、装置、寝台、寝具、装飾品等の内部設備
11 青少年の健全育成及び附近の住民の生活環境を損なわない素朴な外観

(注1)7及び8は、総客室数が100以上のホテル等には適用しません。
(注2)9については、区長がやむを得ないと認める場合は、区長が認める範囲内において要件を緩和することができます。
(注3)3〜5の施設は、客室の収容人員の区分により、下表の床面積を有していなければなりません。

床面積
収容人員の区分 床面積3番(ロビー等) 床面積4番(食堂等) 床面積5番(会議室等)
30人以下 30平方メートル以上 30平方メートル以上 30平方メートル以上
31人以上50人以下 40平方メートル以上 40平方メートル以上 40平方メートル以上
51人以上100人以下 (客室の収容人員×1平方メートル)以上 (客室の収容人員×1平方メートル)以上 (客室の収容人員×1平方メートル)以上
101人以上 101平方メートル以上 101平方メートル以上 101平方メートル以上

同意申請の審査

提出された同意申請に基づき審査します。審査にあたっては、区長の附属機関である「渋谷区ホテル等建築審議会」に諮問し、意見を求めることになっています。審議会は、「法律」「建築」等の分野に関する専門家及び学識経験者7人以内で構成され、区長の諮問に応じて、マンスリーマンション等の建築に関する事項も審議します。審議会の開催は、月1〜2回の定例会を予定しています。

同意通知書・不同意通知書の交付

建築に同意する場合は「同意通知書」を、同意しない場合は「不同意通知書」を交付します。同意を得た建築主は、 申請手続などの流れ に沿って、その後の手続きを開始します。

同意申請書の閲覧

同意申請書は、請求すればだれでも閲覧することができます(原則として写しはとれません)。閲覧場所は、同意申請の提出場所と同じく、危機管理対策部安全対策課になります。

立入検査

当該ホテル等について検査を必要とするときは、職員が身分証明書を提示した上で、その敷地、建築中の建物、完成後の建物について立入検査を行う場合があります。
立入検査を拒み、妨げ、または忌避した者は、10万円以下の罰金に処せられます。

改善勧告・中止命令・使用禁止命令

  1. 次のいずれかに該当するときは、当該ホテル等の建築に対して、改善勧告または中止命令をする場合があります。
    • 虚偽の同意申請によりホテル等を建築する、または建築しようとする
    • 同意を得ないでホテル等を建築する、または建築しようとする
  2. 次のいずれかに該当するときは、当該ホテル等の建築に対して、改善勧告または使用禁止命令をする場合があります。
    • 虚偽の同意申請によりホテル等を建築し、ラブホテルとして使用させ、または使用させようとする場合
    • 同意を得ないでホテル等を建築し、ラブホテルとして使用させ、または使用させようとする場合

中止命令・使用禁止命令に従わない場合は、その旨を区役所庁舎掲示板などで公表します。また、違反者は6月以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられます。