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ネズミの習性と防除法

【問い合わせ】生活衛生課事業係(電話:03-3463-3715)

ネズミを防除するためには、ネズミの習性を知り、それを利用してネズミが住みにくい環境を作ることが大切です。 粘着シートや毒エサだけを使っても駆除はできず、根本的な解決にはなりません。 ねずみの写真

ネズミの習性

食性

ネズミは雑食で、非常に貪食です。1日に自分の体重の3分の1から4分の1のエサを必要とするため、 エサが無くなると、寒い時には1日、暖かい時には4・5日程度で餓死します。

活動性

家屋内では、主に人が寝静まる夜間に活動します。家主が留守など、安全だと分かると昼間でも活動します。

異物への反応

警戒心の強いクマネズミは、行動範囲の中でいつもと違う状態 (家具の位置が変わった、粘着シートや毒エサが置かれている)があると、強く警戒します。

寒さが苦手

ネズミは寒さに弱いために、冬期や夜間は家屋に侵入します。ただし、 いつまでも家の中にいるわけではなく、近くにエサがないと、家の中に作った巣と外のゴミ置き場などのエサ場との間で 出入りを繰り返します。

隅(すみ)を行動

警戒心が強いため、壁際や物陰を体が触れるようにして移動します。そのため、 生息場所近辺の壁や柱には、ネズミの体表の黒い汚れ(ラットサイン)や体毛が付着し、足跡が残っていたり、 糞が落ちていることがあります。

巣はどこに

ドブネズミは植え込みなどの土中に、クマネズミは家屋内の人目につかない所 (天井裏、タンスや冷蔵庫の裏、普段出し入れの少ない物置の奥)に、紙や布きれ、ビニール袋などを運び込んで巣を作ります。

物をかじる

ネズミの歯の中で門歯は一生伸び続けるため、硬い物をかじって歯を削っています。電話線、 ガス管、パソコンの配線、石けんなど何でもかじるために、停電や火災を引き起こすことがあります。

ネズミの防除法

家に侵入させない

クマネズミは、壁や屋根、電線などを伝わって自由に行動します。 ねずみの写真 また、大人のネズミは、 1センチメートルほどの隙間があれば、出入りすることは可能だといわれています。ネズミの防除で最も大切なことは、 侵入口を見つけてふさぐことです。

侵入口はどこにある

  • 床下の通気(通風)口
    通気口に取り付けられた格子が外れていたり、格子の隙間が広いと侵入してきます。
  • 配管まわりの隙間
    家の壁を貫いた水道管や排水管、ガス管、エアコンの配管まわりに隙間があると、 侵入口として利用されてしまいます。
  • 雨戸の戸袋
    戸袋の奥が開いていることがあります。そのまま外壁と内壁の隙間に通じていると、 家屋への侵入口として利用されてしまいます。
  • 換気のために開けた風呂場の窓、開けていた勝手口などからも、人の気配がないと侵入してきます。

侵入口のふさぎ方

  • 床下通気口の格子が破損している場合は、ステンレス製の目の細かい格子や金網を取り付けます。
  • 配管まわりの隙間には、台所用の金ダワシを詰めたり、パテや速乾性セメント(日曜大工店などで購入できる)を 充てんします。

エサを絶つ

  • ネズミからエサとなる物を断つことが大切です。ネズミのエサとなる食材、生ゴミは、冷蔵庫や扉付き戸棚、 ふた付き容器などにしっかり収納・保管します。
  • 仏壇の供え物やお風呂場の石けん、ペットフードなども狙われます。

粘着シートや毒エサを使う

特にクマネズミは、警戒心が強く、毒エサに対して抵抗性を持つものが多くなっています。

  • 粘着シートは、ネズミが出没しやすい台所やネズミが頻繁に行動していると思われる黒い汚れ(ラットサイン) の付いた壁際に、4、5枚をつなげて置きます。シートの上にエサを置いたりすると、逆に警戒して捕獲できません。 また、シートに捕まった姿を仲間に見られると警戒されてしまいます。ネズミは警戒心が強いので粘着シートを敷く場合、 留守の時か就寝前に敷くとより効果的です。
  • 毒エサを使用する場合は、他にエサとなるものがまわりにないようにすることが大切です。食べなくても、 数日間は動かさないで様子を見ます。数日間食べた形跡がなければ設置場所を変えてください。また、 毒エサを食べたネズミは、どこで死ぬか分かりません。屋根裏などの人目につかない所で死ぬと、 腐敗臭やウジの発生の心配があるので、冬の時期以外には使わないでください。

家庭での駆除が難しい場合

専門の駆除業者に相談、依頼してください。

【駆除業者】東京都ペストコントロール協会(電話:03-3254-0014)
(注)駆除は、有料です。電話受付は、月〜金曜日の9時〜17時です。