ちがいをちからに変える街。渋谷区

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【しぶや区ニュース令和3年(2021年)2月1日号12面】

更新日

2021年2月1日

(しぶや区ニュース令和3年2月1日号12面より抜粋)

こんにちは、長谷部健です。
1月7日、政府から新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が発出され、区民の皆さまもいろいろとご不便などが生じてしまっているかと思いますが、不要不急の外出自粛など多大なご協力につきまして、深く感謝申し上げます。
この原稿を書いている1月18日には、区民の累計陽性者数が3000人を超えました。渋谷区の陽性者数は、都と同様の傾向となっていますが、年末から急増し、1月7日には1日あたり88人に達しました。予定していた成人式は延期に、しぶやニュー駅伝は中止となりました。参加を楽しみにされていた方、準備に関わってきた方々のことを思うと大変心苦しかったのですが、感染拡大のリスクを考慮し、そのような決断をさせていただきました。今後の状況はまだまだ先行き不透明ですが、延期や中止となった施策やイベントのリカバリーはしっかり行なっていきます。
現在、区役所では、来年度の予算編成が大詰めを迎えています。2月上旬に予算案をプレス発表し、下旬から始まる区議会定例会の審議を経て議会承認をいただきましたら、4月から予算を執行していきます。子育て教育環境のさらなる整備や、超高齢社会への対応、障がいの有無にかかわらず誰もが自分らしく暮らせるまちづくりなど、「ちがいをちからに変える街。渋谷区」の実現に向けて歩みを続けます。
また、新型コロナウイルス対策を予算編成作業と並行して行なっています。まだ国や都から正確な情報が届いているわけではありませんが、今年度内にも始まるとされるワクチン接種の準備を進めています。一刻も早く区民の皆さまが接種を受けられるよう、接種場所などについて医師会をはじめ医療機関との調整を始めています。
最後に、年始のインタビューにおいて「今年のスローガン」を求められた際、「前へ」とお答えしました。明治大学ラグビー部の礎を築かれた故北島忠治監督の有名な言葉です。困難や課題にひるむことなく「前へ」進めという、ラグビー用語にとどまらない、まさに人生訓です。OBでもラガーマンでもない私ですが、この言葉を胸に、未来を見据えて渋谷区政を「前へ」進めていきます。改めまして、本年もよろしくお願いいたします。